解決済み
簿記二級の決算での税効果会計について質問です。問題文には、備品は当期首から2年前に取得した。200%定率法を採用しており、耐用年数は10年である。また、税法上認められる当期の減価償却費は¥50,040であるため、税効果会計を適用する。 と書いてあるのですが解説には、 仕訳:減価償却費 55040/原価償却累計額55040 ※償却率:1-耐用年数10年×200%=0.2 ※減価償却費:前T/B備品430000-前T/B減価償却累計額154800×償却率0.2=55040 と書いており、回答欄の損益計算書には減価償却費55040円を計上しています。 問題文にはしっかりと税効果会計を適応すると書いてあるのに、解説には税効果会計のぜの字も出ていません。問題文に書いてあるのに税効果会計しなくていいんですか?なぜしないんですか? ちなみにこれはCPAラーニング簿記二級試験対策問題です。
49閲覧
本文の減価償却費は税効果の適用対象ではありますが、税効果会計は直接減価償却を調整するものではないためです。繰延税金資産の仕訳によって間接的に調整されます。 税率40%仮定すると、別途、以下のような税効果の仕訳が計上されているはずです。 B/S 繰延税金資産 2,000(=5,000×40%)/ PL法人税等調整額 2,000 金額が5000円ではなく2000円なのは、会計処理上の減価償却費と税法上認められる減価償却費の差額に対応した法人税等を調整する会計上の手続が税効果会計だからです。直接、損益を調整するものではありません。 ご質問ありましたらどうぞ。
< 質問に関する求人 >
簿記(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る