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固定費の取扱い方に違いがあります。 全部原価計算は、言葉通り変動費も固定費も全部単位原価に含めて計算する方法です。 原価計算の最初の方で平均法とか先入先出法とか習ったじゃないですか。 あれは特に当期の製造原価に変動費とか固定費の区分は無かったですよね。材料費と加工費だけだったと思います。 実際には材料費も加工費も変動費と固定費がありますが、これらを一緒に計算してしまうのが全部原価計算です。 これに対し、変動費のみで計算して、固定費は全部期間原価としてしまうのが直接原価計算です。 固定費は個数での按分はせずに、1年間(1ヶ月)で掛かった費用を全額その時の費用としてしまう方法です。 仮に、仕掛品と製品に期首(月初)も期末(月末)も在庫が無い場合は、双方の営業利益は一致します。固定費が按分されないから。 逆に1つでもどこかに在庫がある場合は、全部原価計算では固定費がそこに按分されるため、双方の営業利益は相違します。
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