どうして日本の教育現場は崩壊していっているのに、教員の仕事の在り方が変わらず激務なんですか？ 給料も安すぎる。毎日、土…

Question

どうして日本の教育現場は崩壊していっているのに、教員の仕事の在り方が変わらず激務なんですか？

給料も安すぎる。毎日、土日祝日も残業ばかり。夏休みも冬休みも研修や研究授業の準備ばかりで休みはあっても無いと等しい。

特に公立の学校では辞める若い先生ばかりで、年寄りばっかりです。
小、中、高、全てにおいて、教員を目指す若者がまずあまりにもいないため、大学で教育学部に入る人すら減少していっているそうです。

それもそうだよな、といつも思います。
常に言うことを聞かない、落ち着きがない、学力の低い子供達が増える一方で、親は共働きで全然子供に構っていない、教育や躾を全て学校の教員に押し付ける人達ばかりですから。

ただでさえ授業準備に追われる中、研究授業発表のための指導案作成、校務分掌、子どもやモンスターペアレントの対応など…
こんな激務で自分の時間を全く作れない仕事なので、そりゃ若者もどんどん辞めていきますよ。

文科省は一番弱いと、校長が言っていましたけど、なぜ日本の文科省は弱いんですか？なぜ機能していないんでしょうか。

私も教員ですが転職しようと決意しました。

Answer 1

色々な視点から分析できると思いますが、代表的なものに分類すると

1.最大の原因は、現代には珍しい奴隷みたいな残業代を出さない悪法の給特法です。残業代があるなら、金ない自治体は教員の仕事のブレーキがかかっている。
2.日本は経済を中心に回すため産業界の意向が強く、教育界の意見は弱い(中教審の答申を見れば分かりますが産業界の出す文章に非常に影響を受けている)
3.全国に100万人もいる教員たちが待遇改善で一致団結して活動するのが苦手でバラバラで政治的な影響力を持てなかった。
4.日本では近代化する過程で、公立学校を明治時代に作りはじめた時から国に予算がなかったため、本来なら教員や児童、生徒がやるべきことじゃない清掃活動などを教育的意義のためとか最もらしいような適当な事を言って清掃スタッフなどを雇わずにやる伝統が続いてしまった。清掃を教員や生徒にやらせる国なんてアメリカやヨーロッパにはない。
5.教員をやる人は全体的に見れば真面目な人が多く、待遇よりも、生徒のためと言って教員自身がどんどん業務を増やした。それが教員の美徳とされた。もちろん、それを可能にしたのは残業代を出さない給特法。残業代がないからコスト意識が働かず過労死レベルまで無限に仕事を増やした。

つまり、給特法という法と、教員自身の意識が最大の原因です。
ただ、法が変われば法の下で動くから教員の意識も確実に変わります。やはり給特法が最大原因ですね。

Answer 2

崩壊してないんだよ。マスコミの操作な部分もありますよね。能力高い人は、残業せずに業務を終えているし、プライベート充実させてる人も多い。学校の駐車場を見てよ。外車に乗っている人多いし、服装だってヨレヨレしていない。辞める若者は、教員以外でも増えています。教員だからって訳ではないですよ。

Answer 3

平成半ばぐらいから教師の暴力とかばかりがニュースにされ、保護者の言い分が強くなり、結果的に、保護者やPTAの顔色を伺うばかりの教育姿勢がでてきたのでしょう。
苦情やクレームは学校を超えて、教育委員会に及ぶ。。。。世間もマス ゴミも教育委員会を責める。。。。その結果、生徒の叱責や注意はせずにただ褒めることに徹した教育方針になり、あとは、保護者が喜ぶようなことばかりをやろうとするので、現場教員に負担ばかり多くなる。。。ってことです。
教員を馬鹿にしてきた平成のモンペばかりの保護者が自分の子供を教師にする。。。なんてことを勧めることなどあり得ないでしょう。だから若い世代で教師になりたい、という学生も減っているのです。

マス ゴミに踊らされた、無知な保護者が教育現場を崩壊させ、モンペに睨まれたくない、保護者に媚びを売りたい教育委員会が無意味な教育方針を現場教員に強要している。。。。という悪循環が続いており、拡大していくという負のスパイラルです。

もう、これを是正できる術は日本にはないと思います。

Answer 4

＞どうして日本の教育現場は崩壊していっているのに、教員の仕事の在り方が変わらず激務なんですか？

崩壊しているから、激務になり
激務だから、人材不足になり（人数も能力も）
人材不足だから、崩壊していく