ハロワでWワークとか、相談できなくもありませんが、あなたが考える有効な相談になりうるかは何とも…。 元々ハロワには、Wワークに適する時間帯のパート求人は少なめなので、ハロワ以外の経路も含めて求人を探されることをおすすめします。 * * * * * * * * なお老婆心で説明しますが、Wワークには1つ注意すべき点があります。 2社合計の勤務時間が週40時間を超えると、労働基準法第32条、第36条、第38条により、本来はどちらかの会社が残業割増(+25%)を支払わなければならない、という点です。 元々の勤務が短時間パートなら話は簡単で、両方合わせて週40時間以内になるよう勤務時間を調整すれば問題ありません。 しかし元々が正社員や長時間パートだと、空き時間に少しでもWワークすれば、週40時間オーバーは必至です。 労基法に詳しい人事担当者がいる会社だと、 「何でウチが、うちの仕事でもないのに余計な残業割増を支払わなきゃならんのか?ウチからすればWワークこそ「余計な仕事」だし、そっちで割増分を負担すべきだろうが」 …など、面倒事のなすり付け合いに発展して、本人も事情がよく理解できないままウロウロ…というケースも実際にあります。 最悪ここまで揉めると、両方の会社から「クビ」と言われかねません。 会社によっては、 「Wワーク分の残業割増?ウチは短時間パートで雇ってるんだし、支払う気はないね、ウチの従業員が余所でどの程度働いてるかをわざわざ聞いてないし、ウチの知ったことじゃない」 …とスッパリ言い切る社長もいますけど。 つまり、この問題は自己責任で何とかするしかないわけで。 もちろん、迂闊にハロワなどの官公庁へ相談に行けば、労基署の監督官が出張ってきて、話が余計にややこしくなるだけで誰も得をしない上に、あなたがとばっちりで「クビ」と言われる可能性も高まります。 結局、この件の関係者同士の内々の話し合いで何とか折り合いを付ける、または関係者全員が「法令違反?私らみんな知らぬ存ぜぬ」で通すしかないのですね。 まあ前述のように、あなたの元々の仕事がパートなら何の問題もありませんが。 だいたい国が「Wワーク推進」を掲げる位なくせに、法的な部分に何の改正も行わず放置気味なのがそもそもの原因ですが、そこは愚痴を言っても仕方ないか…。
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