法人である管理業者A社がB社に吸収合併された場合、 委託者である建物所有者の承諾がなければB社は管理業務 を承継しない。…

Question

法人である管理業者A社がB社に吸収合併された場合、
委託者である建物所有者の承諾がなければB社は管理業務
を承継しない。

答え
誤り 承諾は不要
法人である管理業者A社がB社に吸収合併された場合、A社の管理契約は、法律上当然にB社に承継されますので、委託者である建物所有者の承諾は必要ありません。

とありますが、委託してる人ってあくまでB社ですよね？
勝手に吸収されてたら、有無言わさず、建物を見ず知らずのA社に管理されると言うことですか？

Answer 1

吸収合併は吸収した会社（B社）が吸収された会社（A社）の権利・義務を承継します。

例えば貴方がUFJ銀行の口座（A社）を持っていたとします。
UFJ銀行（A社）は東京三菱銀行（B社）に吸収合併され、社名も三菱東京UFJ銀行（B’社）になりました。
そうなるとあなたの口座は今まで取引の全くない三菱東京UFJ銀行（B’社）に移りますが、貴方の有無を言わさず、口座を見ず知らずの三菱東京UFJ銀行（B’社）に管理されると言う事になります。

規模は違いますがこれと同じです。

Answer 2

委託しているのはＢではなく大家ですよ。
もしくは分譲マンションなら管理組合です。

会社は法人格ですからね。
法律的に人と同じとみなす。ということです。

吸収合併はAやＢがなくなる訳ではありませんし、消滅もしていないです。

人では考えにくいですが、ドラゴンボールのフュージョンみたいもんで、合体するイメージです。
アメーバーみたいなものを想像するとわかりやすいかも知れません。
合体して一つになるわけなので、主体性は失われていない、だから承諾は不要である、ということになるわけです。

Answer 3

直接の回答ではないが、気になったもので．．．

法人である管理業者A社がB社に吸収合併された場合、

この場合

①Ａ社はＢ社に吸収され「消滅」した。

②建物所有者はＡ社と契約していた。

よって質問内容は

委託してる【先】てあくまで【Ａ社】ですよね？
勝手に吸収されてたら、有無言わさず、建物を見ず知らずの【Ｂ社】に管理されると言うことですか？

だと思うのだが？