警察官には主に3つの採用区分があります。 キャリア官僚 国家公務員総合職の採用試験に合格したエリート 東大や京大クラスを卒業した高学歴の人たちです。 準キャリア官僚 国家公務員一般職の採用試験に合格した人たちで 中央省庁においては ノンキャリアと呼ばれる職員とほぼ同格に当たる ノンキャリア警察官 都道府県警の警察官採用試験に合格した人たちで 都道府県職員と同じ地方公務員の立場です。 日本全国の警察官の9割強はノンキャリア警察官 現場で働いている警察官は100%ノンキャリア ノンキャリア警察官は厳格な年功序列による昇進 お巡りさんと刑事の違いは所属する部署の違いで 基本的に階級は年上先輩の警察官の方が上になる 年齢差が大したことなければ同じ階級だろうけど 20代と40代なら間違いなく40代が上です。 『こち亀』キャラクターに例えると 大原大次郎(50代)…警部補(ベテラン) 亀有公園前交番所長(葛飾警察署地域課◯◯班長) 両津勘吉(30代)…巡査部長(中堅) 寺井洋一(30代)…巡査部長(中堅) 秋本麗子(20代)…巡査長(若手) 中川圭一(20代)…巡査(新人) …といった感じになります。 先ず交番所長は警部補〜警部と決まっているので 交番内で一番偉いお巡りさんである大原大次郎は 警部補になります。 警察署くらい大きな交番所長のみ警部が就任する 実際のところ警察署の分署(支部)に近いです。 大幹部…警視正(ノンキャリア最高位) 上級職…警視(警察署長.副署長) 管理職…警部(警察署の課長クラス) 40代…警部補(ベテラン) 30代…巡査部長(中堅) 20代後半…巡査長(若手) 20代前半…巡査(新人) …と覚えておけば先ず間違いありません 20代の若い刑事(巡査)と 50代の交番所長の大原大次郎(警部補)では 大原大次郎(警部補)の方が階級は上になります。 それとは別に 殺人や強盗などの凶悪事件の捜査は刑事課の役目 最も大所帯の地域課が捜査に駆り出されることは 普通にある事なので 刑事課の若い刑事(巡査)に交番所長(警部補)などの 地域課が指示を仰ぐなんてことは普通にあります。 ましてや警視庁本庁の刑事相手なら尚更でしょう 階級はあくまで階級に過ぎない権限はまた別です。 それから駐在所お巡りさんは1人勤務体制なので 経験豊富なベテラン警部補を配属する事が多いね 若い子だと不安だし1人で対応できるか心配です。
交番勤務でも ハコ長だと警部補のこともあり 逆に刑事はヒラや巡査部長などのことが多いです。まあ、事件だと 捜査は刑事がして 交番の人は 現状保存や野次馬整理が仕事になっていますね。もちろん 一番先に現場についた制服警官も 初期捜査はします
刑事が制服警官より格上ということはありません。上下関係は階級のみです。
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