歴20年の運転手です 通常、お客様からのご注文は配車室につながります 配車係がご注文を承ってから、待ち合わせ場所に一番近い車を選び出して発注をかけます タクシー会社の配車専用アプリと、それに連携した超大画面の地図があります データ通信で空車の位置が分かります 運転手側はこの時、ご注文内容までは知らされません 運転手が受注してから、お客様の氏名、待ち合わせ場所の案内が届きます それでも目的地までは知らされないのが普通です お客様と合流し、ご乗車頂いてから、初めて目的地を伺うという流れになります Goタクシー等のアプリ配車も流れとしては同様です
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時間帯や行き先にもよりますね。いまではGPSを使った自動配車システムが普及してますから、それに任せてしまうことが多いでしょう。例えば「10時に○○まで来てください」という依頼が入ったとします。最寄りの駅から迎えに行くのに10分くらいかなという場所なら、9時50分に○○へ1台という指示を入れれば、あとは自動配車システムが忘れずに配車の指示をしてくれます。しかし、早朝などタクシーが何台も動いていない時間帯だと、最悪の場合は配車ができないなんてことになります。早朝出発で空港までとか、新幹線の駅までとか、ある程度の距離が出る仕事の場合は、前日の夜に乗務員宅へ電話して「明日、予約の仕事があるから5時に来てくれる?」って電話をするんです。もっとも大手のタクシー会社だと、人数が多すぎてそんなことはやってられません。早出の乗務員さんがいますから、仕業点呼で運行管理者が直接指示をします。
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