プラント分野で溶接作業は具体的にどの様な箇所で、どの様な種類の溶接を使用しますか？

Question

プラント分野で溶接作業は具体的にどの様な箇所で、どの様な種類の溶接を使用しますか？様々な所で様々な溶接が予想されますが、具体的な事例だけでも教えて下さい。その他特殊工程の事例等も教えて頂けたら幸いです。よろしくお願いします。

Answer 1

一例です。
被覆アーク：可搬性が良く全姿勢で作業しやすいのでとくに現場で多用します。ほとんど全ての溶接箇所で使用します。
半自動：工場がメイン。作業性がよければ現場でも使います。非破壊検査を行わない付属品等はなるべく半自動でやりたい。
ティグ溶接：裏波が欲しい箇所、絶対に欠陥を出したくない箇所に。配管の突き合わせ、とくに初層溶接。
サブマージアーク溶接：底板相互の溶接などに。
スタッド溶接：アンカーを部材に取り付ける際に。
テルミット溶接：アース板と銅線の接続
ろう付け：非鉄金属の接続に。車輪とか避雷針とか。

Answer 2

溶接現場は半世紀も前にチョイとだけ経験した者です。
中小圧力容器メーカーでした。この経験と定年後に日本溶接協会の
評価試験に関係する職場での経験から申します。

独断を許していただけるなら、
石油学会が規定するJPI溶接士でE種あるいはF種の資格を持っている方が、
球形タンクや現場配管を溶接するのがご質問の回答とします。
私は東海地方ですが、巧い溶接士さんは「関東や九州にはここらとは
段違いに巧い配管溶接士が多いぞ」と申されました。
その方でも？、現場X線モノには自信満々で、X線結果を待たずに終わったぞ と帰っていく とお友達がおっしゃいましたが・・・はて。

Answer 3

エチレンプラント等の反応塔
高温・高圧環境下での大型容器の溶接

この工場を見る機会がありました。
https://www.hitachizosen.co.jp/hitz-tech/pdf/2011h23_1_02.pdf
t30などの特殊鋼を重ねて使用するため
・エレクトロ・スラグ溶接
・MIG自動溶接

鋼板曲げ成形の１万㌧プレス、溶接後の焼鈍し炉
と探傷装置の巨大さにびっくり。

技術の概略をHitz技報に記しており、請求すると
見れるようです。

Answer 4

＞プラント分野で溶接作業
一括りに「プラント分野」と言っても、様々な種類があります。
ですから、
＞どの様な種類の溶接を使用しますか？
ありとあらゆる種類の溶接方法を、適切に使い分けています・・としか。

溶接する部材の種類や、肉厚（板厚）、形状、用途、求める機能・性能、これらによって千差万別です。

具体的に何について知りたいのですか？
何のプラントで、どんな規模の話なのか、何か限定しないと雲を掴むような話になってしまいます。

学校の宿題か何かなら、何か適切に例でも挙げて検索した結果でも書いときゃ良いですよ。
例えば、鉄鋼材の形鋼を半自動ＣＯ２溶接で突き合わせや隅肉溶接・・など。