解決済み
税理士資格について 30歳です。未経験から税理士資格の受験を検討しています。きっかけは収入が上がるにつれて税金についてよく調べるようになり、そのまま何か資格を取りたいと思ったことです(単純ですが…) とりあえず、勉強を始めてみたいと思っています。 数千時間の勉強が必要な、かなり難しい資格であることは承知しています。 また、受験資格については、理工系大学を出て経営学などの文系科目を数単位取得していたので大丈夫かな?と思います。 来年夏から試験を受け始めたいと考えています。 ですがそれ以上の情報はなく、税理士の知り合いもいないため何から手をつければいいか…となっています。 恐れ入りますが、下記について情報をいただけたらと思い質問しました。 ①前提として簿記等を受けた方がいいでしょうか? ②税法に関して3科目選択の必要があると認識していますが、おすすめの科目はありますか?ざっくり調べた現時点では所得税、相続税、国税徴収法を取ろうかなと思っています。 (あまり役には立たないかもですが、大学では化学専攻で、受験では数学が得意でした。) ③簿記論、財務諸表論を含め受験科目の順番におすすめはありますか? ④理工系の出身者は公認会計士を取る方が多いですがそちらの方がおすすめでしょうか? ざっくりとしていて申し訳ないですがご教示いただきたく。 よろしくお願いします。
皆様ご回答ありがとうございます。 ここまで丁寧な説明をたくさんいただけるとは思いませんでした。 参考にさせていただき、取り急ぎ簿記2級から触ってみて税理士科目の方に手をつけたいと思います。
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長文大変失礼します。 ① 予備校によって若干違いますが、 日商簿記3級と2級の範囲は 税理士コース本科生として本科生の講義を受ける前に事前に勉強しておくシステムになっています。 8月に税理士試験が実施されますから、 税理士コース本科生の授業は翌月の9月スタートなので、 税理士志望者向けに資格予備校では、 4-5月頃から簿記初学者専用の講座を受講させます。 従って簿記検定3級2級を受験するのもしないのも自由で、どちらでも構いません。 ですが簿記3級2級レベルは簿記論や財務諸表論の基礎の基礎部分ですし、税法を勉強する上でも必要な知識です。 ② 国税三法(法人/所得/相続)はボリュームがあり、もっともボリュームと難易度がある法人税法と所得税法の2科目のどちらかは必ず受験しなければならない必須科目です。そして科目の組み合わせは 法人+消費+相続とか 所得+消費+相続とか 法人+所得+相続とか 必須以外のボリュームを抑え実務のことも考えるなら 法人(又は所得)+消費+ミニ税法(国徴とか) ボリュームを抑えるだけの極端な人だと 法人(又は所得)+ミニ税法+ミニ税法とかも。 ③ 初挑戦で一番多い科目は 簿記論単独又は財務諸表論単独または 簿記論+財務諸表論の同時受験です。 これは税法科目はやはり簿財に合格した人が受験するものという認識が税理士受験生に存在するからですし、予備校のシステムも現にそうなっています。 ④ 税理士コース本科生の出身学部には商学部や経営学部を中心にして経済学部や法学部の他にも外国語学部の人や、もともとは理系の学部の人もいます。 公認会計士は同じ会計分野の資格です 3〜4年間に試験に集中する必要があり、 税理士試験のように7-8年〜12-13年の長期間に渡って取りにいく資格ではありませんから比較できません。 (元資格予備校スタッフ)
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①簿財の講座は9月からなので、それまで時間があるから3級の勉強だけでもやった方がいいです。 ②税理士にも得意分野があるので、どのような税理士になりたいかで決めるか、取りやすさで決めてください。 私はコンサルに強い税理士を目指したので法人、消費、相続をとりました。 とりやすいのは、所得と住民、事業あたりかな。暗記が得意なら国税徴収法とか。 ③最初は簿財です。次が所得か法人です。あとは好きな順番でいいです。 ④仕事の内容は全然違いますよ。短期間で取れる可能性はありますが、難易度高く、監査法人にいく必要もあります。②の科目選びもそうなんですが、やりたいことを出来るように進めた方がいいです。
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>① 簿記の知識ゼロなら経験として受験するのもいいですが、税理士試験に合格するだけなら別に必要ありません。個人的には日商簿記2級は基礎中の基礎が揃ってるのでおススメです。 >② 税理士としての実務では法人税法と消費税法が最重要、その次に所得税法と相続税法といった感じでしょうか。もちろん税理士の資格を取りたいだけなら何でもいいです。 >③ 簿記論、財務諸表論を最初に受けた方がいいです。必須科目な上に、一部の税法は簿記の知識が必要になってくる科目があります。特に法人税法は簿財を一通り履修した人向けです。あと同時受験するのであれば簿記論、財務諸表論が相性いいです。 >④ 公認会計士試験は働きながらで合格することはかなり難しいでしょう。 公認会計士試験の合格者のほとんどは大学生、フリーター、無職など受験勉強に専念できる環境にあります。 まあ否定はしませんが。
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