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尚文出版から出版されている、「大学入試に出た核心漢字2500+語彙1000」についての質問です。この本に収録されている漢字のレベルは、漢検でいうとどれくらいなのでしょうか。また、この冊子で学習すれば、何級を目指せるでしょうか? わかる方、教えてください。 あと、コアレベルによってその級が変わるなら、ぜひそこも詳しく教えてください。 明確な基準や根拠がなくても、だいたいこのくらいが分かれば良いので、よろしくお願いします。
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2級相当です。 ですが、仮に2級の対策をしたからといってその本をまるまるできるようにもならないし、その本だけで学んだからといって2級が合格できるわけではないということです。 以下に理由を記載します。 例えばその本に記載してある疲弊という字の「弊」は漢検では準2の配当漢字です。 ただ準2でよく出題されるのは「ヘイ」の同音同訓異字語で、弊害、併合、紙幣、塀に囲まれるといった「ヘイ」の使い分けです。 当然2級は準2の配当漢字を含みますから2級でも出題されます。 ところが2級の同音同訓異字語は「陶器」と「騰貴」、「妨害」と「望外」など、わりと悩ましい漢字も多い上、四字熟語の書きが10問、意味が5問と四字熟語だけで30点の配点なのに合格点は155点(77.5%)と合格点のハードルが高いです。 漢検は2級までは頻出問題が偏っているために漢検用の頻出問題集で学べばすぐ合格できるのですが、頻出問題集を使わずに他の漢字対策本となると77.5%のハードルが高くなってしまうわけですね。 ただ配当漢字は2級相当というギャップが生じるわけです。 そうしたことから、その参考書だけで学び、合格をゲットするとなると準2〜3級程度にはなりますが、配当漢字は同じなため、 その参考書で学んだ上、(漢検用参考書で)漢検対策の勉強をするならば2級の合格は狙えるという感じです。 ようは大学側が出題したい問題と漢検側が出題したい問題に相違があるためにレベル(配当漢字)は同じでも形式が違うために対応はできないというのが実情です。 漢検の問題例を添付します。 https://www.kanken.or.jp/kanken/outline/degree/example.html 準2なら合格点が140点(70%)ですから、その参考書のみで合格は狙えそうです。
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