事務職員なら希望通り土木部に配属されても4年くらいで他部局(税務、福祉、病院、大学、労働、商工、農林、教育委員会、高校、警察、議会等)に転勤になります。技術職なら土木部内の他所属(本庁、土木事務所、治水事務所、河川管理事務所、ダム管理事務所、港湾事務所等)に異動があります。各県とも土木部は出先事務所が多いようです。 事務職、技術職共必ず転勤はあります。不祥事防止のためです。特に土木部は土建業者と接触することが多いので同じ事務所で長期間勤務させることはないです。各県とも土建業者からみの談合や贈収賄事件が後を絶ちません。 県庁のスポーツクラブは以上のような事情があるので、一同に会しての練習会はなかなかできません。特に土木部は梅雨や台風シーズンは大雨注意報等が発令されれば夜間や休日でも役所で待機を迫られます。また、有給休暇中でも呼出があれば出勤しなければなりません。これは事務職、技術職とも同じです。このような事情があるので役所の運動選手は競技会でも上位に入賞することは少ないのです。 役所でも機動隊や消防士のスポーツチームは競技会で好成績を残すことが多いです。彼らは体の鍛錬も仕事でもあるからです。また、給料も貰いながらスポーツに専念できる役所があります。自衛隊の体育学校です。訓練施設も予算も民間の実業団チームと比べものにならないくらい充実しています。
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