回答終了
「特に仕掛品だと考えると」が間違いのもとで、賃金自体は費用です。 製品製造のために使われたのなら、資産に振り替えます。 振替先が資産だからといって、振替元も資産になるというのは、おかしな理屈ですよ。通信費に計上している切手が余ったから貯蔵品に振り替えるので、通信費も資産、と考えてしまうのはおかしい。それと同様です。
賃金は費用。 でも費用と資産はかなり似ている概念だ。 同じ賃金であっても「その効果が当期の売上に貢献する」ならば費用 「その効果が来期以降の売上に貢献する」ならば資産となる じゃあ賃金の効果が来期以降の売上に貢献するって何よ?と言う話だが、これは当期に作った製品が当期中に販売できず、来期以降に販売される場合となる。要は販売に至っていないってこと。 販売に至らなかった製品や仕掛品に対する賃金は、製品や仕掛品の一部として資産計上される。 販売された製品に対する賃金は売上原価として費用となる。 つまり賃金が資産であるか費用であるかは、期末にならないと判明しない。 だって製品が売れるかどうかは期末にならんと分からんでしょ。 賃金を従業員に払ったとき 賃金10,000/現金10,000 この段階で賃金10,000は費用となっている 賃金を仕掛品に振り替えた 仕掛品10,000/賃金10,000 この段階で賃金10,000は資産となった→作りかけに掛かる原価だから売上に貢献してない 仕掛品が完成した(人件費以外の原価は無視する) 製品10,000/仕掛品10,000 製品が3,000円販売された 売上原価3,000/製品3,000 当期の売上に貢献した賃金3,000が、売上原価として費用になった 期末まで売れ残った7,000は製品のまま→当期の売上に貢献してない→来期以降の売上に貢献する→資産 これは工業簿記を一通り学習し、全体を俯瞰できるようにならないと分からない。 最初の段階で費用か資産かでこだわっても理解不能なので「そう言うもんかなぁ」で先に進んだ方が良いと思われる。 もちろん試験前には理解すべき
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