乗馬やってるのですが、駈歩する前に、歩度を詰める必要があると聞いたのですが、なぜでしょうか？ また、歩度を詰める際のや…

Question

乗馬やってるのですが、駈歩する前に、歩度を詰める必要があると聞いたのですが、なぜでしょうか？

また、歩度を詰める際のやり方は、ハミをかける、随伴の周期や大きさを変えるであってますでしょうか？

Answer 1

駈歩する前に、歩度を詰める必要がある、というのは初心者さんの場合でしたらあると思います。
初心者さんが駈歩発進が出来ない1番の理由は馬に前進気勢を与えることが出来ないからです。
同じ調子で進ませていて脚扶助をを入れても多くの場合速歩の歩度が上がるだけになってしまいます。
前進気勢を蓄える方法は、手綱を控え（曳くのではありません）ながら、脚を入れハミに気勢を蓄えるようにすることです。
つまり脚で「前へ出よ」と指示を与えながらハミで抑えて出たくても出れない状態を作る（半減却と言って歩度を詰めるに似た操作）ことです。これはちょうどロケットを発射する前に先にエンジンに点火して推力を与えるのと同様です。
ロケットではこの後ストッパーを外して発進しますが、乗馬ではハミを譲ってハミに蓄えた前進気勢を放出することによって駈歩発進が可能になります。

上達すれば特に歩度を詰める必要はありません。