ACN以外の職種がわかりません。
どういったキャリアパスを歩みたいのかは人それぞれ違うの一概に言えませんが、IT業界には9年ほどいますので、業界についての説明をさせていただきます。 日本の場合エンジニアの分布が事業会社に20%、下請け/人材派遣に80%くらいです。 事業会社 ・自社でサービスやプロダクトを持っている会社です ・世界で有名な会社だとGoogle, Amazon, Meta, Apple ・日本で有名な会社だと楽天、メルカリ、スマートニュース ・一般的な人がイメージするエンジニアはこの事業会社で勤めている人達です ・新しい技術を取り入れたり、答えのない課題を解決することが求められます ・服装が自由、労働時間はフレックス制度、リモートワークを取り入れている率が高め 下請け/人材派遣 ・業界ではSIer、SES、業務委託などの表現がされます ・知名度がある会社だとNTTデータ、富士通、NEC ・自社でサービスやプロダクトは持っておらず、他社へ人材派遣をすることで人月などの単位で稼ぎます。例えば月/100万円でエンジニアを派遣するなど ・枯れた安定性のある技術を使ったり、言われたことを言われた通り実行することが求められます ・スーツ着用必須、フレックス制度無し、出社必須の割合が高いです 記載いただいた会社(富士通、NEC、CTC)は後者の「下請け/人材派遣」です。アクセンチュアは若干業態が違いますが、大まかに分けると「下請け/人材派遣」に入ると思われます。 新しい技術が好きだったり、新たな価値を創造したり、答えのない課題を解決したい場合は「事業会社」でエンジニアとして働くのがおすすめです。また技術に投資している事業会社であればエンジニアとしてのキャリアパスも存在するので、高年収を狙う事ことも可能です。参考として、スマートニュースで働くソフトウェアエンジニアの場合は平均経験年数7.5年で年収中央値は1300万円です。 https://opensalary.jp/roles/software-engineer 「下請け/人材派遣」業界の場合はエンジニアとしてのキャリアパスはほとんど無いので、年収を上げたい場合は管理職/マネジメント職に就いて人の管理を行なう必要があります。専門職ではなく、ジェネラリストとしてのキャリアパスを歩みたい場合には「下請け/人材派遣」業界もありだと思います。
アクセンチュアは入りたければ転職して入ればよいので、残り3社が選択肢となります。 お金重視や営業系ならCTC、技術重視なら富士通やNECです。 CTCも技術に強いですが、どちらかというと実践的な技術に偏っている一方、富士通やNECは研究にも力を入れている印象です。 富士通とNECは似ていますが、最近の株価の上昇率はNECの方が上です。 なお、どこに入っても職場ガチャになるのは仕方ないです。
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