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簿記の質問です。棚卸減耗損について、貸借対照表では正味売却価格と実際有高を掛けた額になりますが、損益計算書では仕入原価と…

簿記の質問です。棚卸減耗損について、貸借対照表では正味売却価格と実際有高を掛けた額になりますが、損益計算書では仕入原価と帳簿在庫数をかけたものになり棚卸減耗損や商品原価を含んでしまいます。損益計算書と貸借対照表で棚卸減耗損の扱いが違う理屈が知りたいです。

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回答(1件)

  • 期末商品棚卸高のことですかね? 貸借対照表の「商品」と損益計算書の「期末商品」は違います。 貸借対照表というのは「決算日の財政状態」を示す書類なので、どういった取引や計算があったかは関係なく、最終的な時価が表示されている必要があります。 正味売却価額(簿価の方が低い場合は簿価)と実際有高を掛けた商品の価値を表示していればそれでOK、むしろそれが必要な書類になります。 これに対し損益計算書は、1年間の経営成績を計算する書類になります。 売上原価はただ売上原価を表示するだけではダメで、期首にいくら、いくら仕入れて、期末にいくら残ってて、減耗はいくらか、商品評価損はいくらかという計算を経て売上原価を表示しなければなりません。 ここでいう「期末商品棚卸高」というのは帳簿上の棚卸高のことを指し、貸借対照表の「商品」は最終的な結果を意味します。 どちらも期末商品の金額を意味してはいますが、目的が違うので表示する金額は変わってきます。微妙に名称も違いますよね。

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