① 「キャリア」とは、概ね「経歴」のことですし… 2年間勤務してきたことは「経歴」以外の何物でもないので、「なる」です。 ② その経歴が「有利になるか」について… 表面的な回答をするならば「有利にならない」です。 しかし、経歴を伏せて面接等を行う団体でもない限り、経歴は面接官の知るところとなりますし… 面接は、評価項目や評価基準の明確化などによっても「面接官の感覚が入り込む余地がある試験種」です。 このため、例えば「全く働いたことのない障害者」と比較すれば「2年働いた障害者」は「高評価を得る可能性が高い」と言えます。 但し、面接での評価は「ある1点だけ」では決まらないので、それが合格に結び付くほど大きな影響を持つかは未知数… 要するに、「面接の話題になる程度」であり、それを上手くアピールに活かせるかは受験者次第です。 なお、「感覚が入り込む余地」があるとはいえ、公務員は公平・公正な評価を行う意識を持っているので… 2年の職歴「そのもの」が「評価に影響を与える可能性」は「民間企業の面接より低い」と考えます。 ③ 公務員試験において、「自治体で2年間」が「民間企業で2年間」よりも「有利に働く可能性」は「大きくない」と考えます。 「感覚が入り込む余地がある」のですから、自治体の方が民間よりも「公務員の職務に慣れている」とのイメージから「高評価に結びつきやすい」ように感じますが… 「臨時職員に求める資質」と「正規職員に求める資質」は異なっているからです。
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