計測器の校正について 海外メーカー等で計測器を購入 その際、例えばメーカー校正日が２０２４年１月、納入日：２０２…

Question

計測器の校正について

海外メーカー等で計測器を購入
その際、例えばメーカー校正日が２０２４年１月、納入日：２０２４年６月となった場合、（校正周期１年とすると）当然、次回の校正は２０２５年１月とするのが基本的な考え方だと思います。
しかし、購入した計測器の使用者から、６月から使い始めて半年後に校正するのはもったいない、次回校正は２０２５年６月にしてもいいのではと声が挙がっております。また、メーカーが次回校正の６月まで保証すると言っているようです。（どう保証するかのエビデンス等は今のところなく、メールでのやりとりのみです）
メーカーが何らかの方法（性能がその期間証明されるようなエビデンスの提示など）で保証してくれるのであればイレギュラー的に承認しても良いのかなと思ったりもするのですが、そんなことが可能なのかは不明です。
基本的なルールとしては校正日から１年ですので、どうするべきか悩んでおります。
今までもメーカー校正日と納入日がずれることはありましたが、ここまで（半年以上）ずれることはありませんでした。
もし似たような事象があれば、どう対処したのか教えてください。

Answer 1

うちでは自社内の校正計画に従って計画通りの時期で校正してます。
購入後半年でも2ヶ月後でも、時期が来れば校正します。

購入日によって校正時期を変えて管理するのは面倒だし絶対に校正漏れが出るので、うちではやりません。

Answer 2

ISOやGMPの観点からNGですね、校正期間が1年なら納入日でなく校正日が基準になります。校正されていない機器での測定データはなんら信用されません、そのデータは測定していないのと同じ事です。うちは製造、仕上、品質管理、生産技術などの各グループが所有する測定器の校正と日常管理を行なっていて、すべての測定機器に年間校正スケジュールがあって、承認された校正ラベルが貼られていて、品質保証が全体を監督しています。

Answer 3

ISO9000などの基準に照らせば×ですね。
その間トレーサビリティの保証が途切れることになるので
その間にその計測器を用いた製造などはISO9000非準拠になります。
メーカーでの追加校正も可能だと思いますけど
海外メーカーにそれ要求しても無駄だとは思いますね。

それ以外であれば社内規格に則って校正すればよいとは思いますが
もし次回の校正で外れが生じた場合に責任問題になる可能性があります
いつまで大丈夫だったんだ言われると困りますよね。