作業療法士は生活全体を見ます。 理学療法士は身体機能を見ます。
理学療法士は、その人が日常の中で使う可能性のある基本的な動作が出来るようにお手伝いします。 作業療法士は、基本的な動作を生活上で意味(目的)のある動作や行為として出来るようにお手伝いします。 例) 理学療法士:寝返り、起き上がり、座る、座ってバランスをとる、立ち上がる、立ってバランスをとる、歩く、などができるように、筋力をつけたり関節を動きやすくする運動をしたり、実際にその動作の練習をする。 作業療法士:台所で長時間立って料理をするために立位で作業をする練習をする。また実際に立って料理を作る練習をする。 トイレで排泄するために、トイレまで歩く練習、便座の高さの立ち座りの練習、倒れないようにバランスをとって座り続ける練習、後始末のために手が使えるようにする練習。 買い物に行くために屋外を移動する練習(歩行、公共機関の利用など) 理学療法士が『とりあえず歩ける』ようにして、作業療法士が「トイレに行くために」とか「買い物に行くために」とか『意味のある歩行』にしていきます。 長くなってしまいましたが、簡単に言うと、 理学療法士が動けるようにし、作業療法士がその動きを実用的なものに仕上げる・・・といった感じです。 私はこんなイメージを持っています。
私が記載するとキツイ文章になりがちなので、ユーモアとウィットに富んだ過去回答を転記します。素晴らしい文章をありがとうございます。 >q_qさん2020/9/5 7:46 ちはっす。さわやかな朝だね。気分がいいからちょと思いつくまま書いてみるよ。基本的に理学療法士は体全体の機能回復全般だよね。色んなケガや病気のリハビリだよね。 おっちゃんの病院で理学療法士がやっている仕事と言えば、がんリハ/整形外科/呼吸器疾患/外科/小児/心臓リハ/廃用症候群/リンパ浮腫/ウロギネ/糖尿病運動療法指導と、精神以外は何でもやってる。 理学療法士は頭から足の先まで全部習って卒業してくるから。もちろん高次脳も習ってくる。対して作業療法士はほぼ頭の中と手しか習ってこない。だから上肢の訓練と作業療法つって座って作業くらいしかできない。(私の経験ではディサービスで同僚の作業療法士が作業療法の準備をしていれば、介護福祉士から「遊んでいないで仕事して下さい」って怒られた。これ実話です。) リハビリ職ってくくりだけど松葉杖指導すらわからない。あとは一応、発達障害は作業療法士がやるとこが多い。あれは一応小児精神分野だから。ただ動作分析は明らかに理学療法士の方がまともに分析できる。作業療法士はできることの範囲が狭すぎて使いづらいのよ。クリニックで理学療法士募集してても作業療法士募集してるところなんてまずないでしょ?そういうことなの。手しかできない作業療法士なんて使えない。 急性期だとそれでも使いどころはあるけど、回復期や在宅だと理学療法士と全く同じことやってるし。手しか見れない作業療法士が在宅でADL?無理でしょう。どうやって歩行見るの?逆にメリットもある。作業療法士が担当するのは狭い範囲だから知識狭くいいから楽。座らせて何かやらせときゃ仕事してる風に見えるから楽。という見方もできる。ま、好みやね。 という意見も過去にはある。真偽はご自身で確かめて下さい。
理学療法士は「座る」「立つ」といった基本的動作能力の回復から、日常生活や社会復帰を支えるスペシャリスト。 作業療法士は「食事」「入浴」「仕事・学習」などの日常生活・社会復帰を支えるスペシャリストです。
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