福祉系の専門学校の教員になりたいのですが、大学卒業は必須なのでしょうか？？

Question

福祉系の専門学校の教員になりたいのですが、大学卒業は必須なのでしょうか？？私は高卒で春から介護職に就職するのですが、30~35歳くらいには身体のことを考えて事務に転職するか、介護教員になれるならそうしたいと思っています。

ネットで調べても理解出来ず、身近に詳しい人も居ないので知恵袋で質問させていただきました。

求人を見る限り介護福祉士の資格があれば応募できる所が多いのですが、ネットで調べると教員免許が必要とか、介護福祉士として5年以上の実務経験が必要などと書いてあり、どれが正しいのか分からないです。

介護福祉士国家試験は受験する予定ですし、他にも介護系で取れる資格はとりたいと思っています。

よろしくお願いします。

Answer 1

看護師で介護福祉士や実務者研修の医療分野の講師として働いている人がいます。
時給も破格です。
訪問看護師で市から委託されて、高校福祉科の医療分野の講師したりと、何か人にはない特別な物があれば介護福祉士で教員なれると思います。

Answer 2

まず、専門学校の教員になるために必要な「資格」ですが。一応、「専修学校教員資格」という規定はあります。けれども、その第5項には「特定の分野について、特に優れた知識、技術、技能及び経験を有する者」という内容があり、これに該当すれば極端な話、中卒でも専門学校の教員になることは可能です。事実、調理系の教員（和食に多い）にはそういう人もいます。

学歴の要・不要（大学卒業は必須かどうか）は、要するに、分野にもよるし教える内容にもよるということです。同じ調理系専門学校の教員でも栄養学だとか公衆衛生学といった内容でしたら、やはり大卒以上の学歴と研究経歴が必要になるでしょう。

あなたの場合は、高卒で実務家として経験を積むわけです。けれども同じような経歴で介護職に就いている人なんてそれこそ何十万人といるわけです。そこから、専門学校で教員になるということなら、その学校で教えるだけの卓越した実践経験や知識・技術があり、それを教授する能力があるかどうかがポイントになるでしょう。

それを客観的に示す指標の一つとして、例えば大卒という学歴・研究の発表歴などが問われることは当たり前で、「高校を出て介護職→経験15年程度」というだけで専門学校の教員になれるのであれば、世の中の介護職の人は誰でもなれる、ということになってしまいます。

学歴もさることながら、実務経験を通して自分に「卓越した実践経験や知識・技術」があることをどうやって世の中に知らせるか、が必要でしょうね。