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20代のタクシー運転手が少ない理由はなんですか? 老人が幅を利かせてる業界だからでしょうか。

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回答(4件)

  • ベストアンサー

    タクシーは確かに若い人が少ない業界です。 タクシー全体では平均年齢が58歳で毎年1歳ずつくらい上がっており、他の業界では定年に差し掛かる年齢が平均と、なかなかの高齢社会です。 ではなぜ20代どころか平均が60歳近いのか。 1、低賃金 自動車運送・輸送業界のドライバーは総じてあまり給料は高くありません。 そのため、ドライバー職全体で高齢化が問題になっています。 その中でもタクシーが異常に年齢が高いのは、タクシーが他のドライバー職に比べて稼げないからです。 稼げないというのはあくまで地方の話ですが、日本は9割の自治体が都会ではないため、逆に言えば9割以上の土地では職業として困難なほど稼げない職である。タクシー専業するなら大都市に限られる。という状態にあるからです。 いくら田舎に職業が少ないと言っても、ほとんどが待機で平均年収200万円を切るようなところも平然とあるので、タクシードライバーを地元で目指そうなんていう若い人はいません。 また、逆に仮に東京などに出てタクシーをやろうという人も多くありません。東京なら他の仕事もたくさんあるからです。 地方部のタクシー運転手はどうやって生活しているかというと、屯田兵のごとく農業と兼業していたり、年金貰いながら趣味半分でドライバーをやる、あるいは農業も24時間仕事があるわけではないので農閑期や暇なときにタクシーをやる人もかなり多いです。 となるとタクシーそのものの稼ぎはそこまで重視していない人=年金受給者や農業の土地持ちなど高齢層が担い手になります。 2、厳しい資格制度 タクシーは二種免許で、この免許を得るには運転経験が必要なので、最短でも21歳からの開始となります。 この21歳というのは、かなり問題があると指摘されていて、以前から業界では年齢の引き下げなどが叫ばれていました。 というのも、タクシーは稼げる職業ではないとはいえ、都心であれば野心的に動けば将来的に年収1000万円以上のドライバーもいる夢の職業です。 高卒でも就職できて、年収が1000万円(個人タクシーならば)も目指せる未来がある。というのはひとつ魅力となるでしょう。 しかし、高卒の年齢では二種免許にチャレンジすることはできません。であれば他の会社に行くことになるでしょう。 また、21歳で可能とはいえ、大卒(22歳)がチャレンジするかというと、大卒であれば他にもっと稼げる職業の道は多いので、なかなか手を挙げる人が多くない。というのが現状です。 3、厳しい免許制度 タクシーの免許はドライバーのみならず、会社側にもあります。現在のタクシーはほとんどの地域で供給過剰であるとされ、台数を新規に増やせない「特定地域」に含まれています。 自由にタクシーを開業して増やせる土地は、総じてド田舎なのでタクシー需要は全くなく、仕事になりません。 一方でまだ稼げる都心を中心に、ほとんどの土地でタクシーは新規に増やすことができません。 つまりタクシーは既得権益であり、新たに新参者が会社を興すことはほぼ不可能です。 そのためほとんどの会社ではとても閉鎖的であり、ドライバーの獲得方法は基本的に転職組に限られており、新卒でタクシーを始める人が出る会社は都心大手がほとんどという状態にあります。 若者としても、稼げない中小タクシー会社より、チケット利用者が多く客が多かったり、や最新機器が導入されていてとにかく規模が大きいほうが稼げるため、そちらだけに流入します。 こうしてドライバーの新陳代謝はかなり限られています。 また、個人タクシーを開業するためにも、やはり権利が必要なうえに経験年数が必要なことから最低でも30代にならないと開業できません。 資格を得て試験に合格しても、既存の個人タクシー事業者から権利を譲ってもらわないと開業できず、権利を融通できる協会の支配力はかなり強いです。 こうした権利関係や閉鎖的な環境も後押しし、業界全体で若い人が入りにくい環境にはなっています。 なお供給過剰地域でも、タクシーの台数は減らすと増やせない(つまり保有台数の権利が喪失する)ので、なかなか台数を減らさず、台数自体はあるのにドライバーがいないので(稼働率が低いので)不健全な状態になっているとも言えます。 新規のドライバーがやってこないのは、上記の通りです。 中小会社も新卒を採るとしても訓練する余裕は経営状態からあまりないので、転職者だけを集めている傾向にあります。 このように利権や制限が多い、稼ぎが少ない(都心しか職業として成立しない)ため 「成るのは難しいのに稼ぎが少ない(しかもイメージもよくない)」という、若者から避けられるすべての条件がそろってしまっています。 また日本の大半を占める地方部では、そもそも職業として成立しない状況になっている土地も珍しくなく、結果として厳しい現状になっています。 一方で時間を選べるため、主要収入源の目的でないなら都市部では副業や主婦(夫)の昼だけ稼働のサブ収入として働けるなど利点もあり、実際に若い女性ドライバーもいます。 また実力勝負の歩合のため学歴や男女も関係なく稼げるというメリットもあります。

    なるほど:1

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  • 老人は間もなく故人タクシーです。 と書くと違反通告されるから書きません。 本題ですが女性に若い方いますね。 降車時にお気をつけいってらっしゃいませ!なんて言われると身の内が引き締まる思いです。 よく若さが勿体ないなんて話もありますが、その仕事に誇りを持ってる人はグレードが元から違いますから。

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    ありがとう:1

  • 給料や勤務体系が良くない割にいつでも行ける仕事だから(転職) 子供の頃からタクシー運転手になりたかった人くらいしか行かない 一般企業に就職して失敗からでも余裕だから新卒チャンスを潰す理由が無い

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  • 20代ならタクシー以外の選択肢がたくさんあるからです

    ありがとう:1

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