「合格しやすい」の意味によるので、回答が難しいですが、司法試験の受験資格を得る難易度で言えば、当然ですが②の予備試験ルートの方が圧倒的に難関です。予備試験は合格率3%程度ですし、他方でロースクールは選ばなければ誰でも入れるといっても過言ではない状況です。ロースクールに入っても、進級要件が厳しめなので、頑張らないといけないですが、それでも留年するのは下位1〜2割なので、まぁ、卒業するだけなら難しくありません。 ただ、問題は、司法試験に受かることができるのか、です。現在司法試験は合格率50%な迫る勢いで、かつての難関試験の面影は無くなっているように思われます。なので、とにかくロースクールを卒業しさえすれば、司法試験はなんとかなる、と思っている方は結構いると思います。たた、司法試験合格者1500人のうち400人くらいは予備試験合格者です。その他の1100人のうち7〜800人は、東大、京大、慶應などのトップロースクール卒業生です。それ以外の下位ロースクールは、軒並み合格率1〜20%という凄惨な状況です。つまり、とにかくロースクールを卒業しさえすればいい、といって下位ロースクールに進学してしまうと悲劇的な結末が待っているということです。 では上位ロースクールなら進学すれば安泰か?というとそうもいきません。例えば東大ローだと、成績上位25%の優秀層は司法試験合格率80〜90%の一方で、成績下位25%は合格率2〜30%とかだと思います。つまり、上位ロースクールなら進学しても、必死で勉強して、周りの優秀な同級生を蹴落として優秀な成績をキープしなければ、やはりお先真っ暗ということです。実は、上位ロースクールで成績優秀な層は、軒並み予備試験なら合格しています。つまり、司法試験に安心して挑める、安定して合格できるレベルに達するには、予備試験にしてもロースクールにしても、相当な努力を重ねなければならない、ということです。 意外と①も②も変わらないかもしれません。
それで予備と同等か予備以上の難易度としたら、ロー行く人って0になると思いません?
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