システムエンジニアの客先常駐はあまり良くないと聞きますが、具体的に何が良くないのでしょうか。 客先常駐のメリットとデメ…

Question

システムエンジニアの客先常駐はあまり良くないと聞きますが、具体的に何が良くないのでしょうか。
客先常駐のメリットとデメリット、あと個人的に受託と社内と客先どれががおすすめとかありますか？実際に経験がある人にお聞きしたいです。

Answer 1

IT企業の話として限定いたします

私は38年間IT業界に居たので受託と社内と客先の全部を経験しました
ついでに言うと資本金3500万円未上場の零細企業から、東証プライムの会社まで経験しました
今現在は、定年退職をして受託と社内と客先以外の第４の形態、アマチュアでの開発をしています

何も知らない人は、客先常駐→派遣→レベルの低い仕事というステレオタイプで考えます、知恵袋の回答者にもとても多いです
素人のたわごとと思ってください
客先常駐だと単純な仕事ばかりでスキルが上がらないというのは、一般職への人材派遣のイメージで話しています
ネット上には未経験で派遣だと、電話オペレータの様な仕事に回されるというのもガセっぽいです、IT企業が電話オペレータに人を貸す様な営業ができると思いますか

社内開発は・・・
開発をしても売り上げは上がりません
開発予算は会社の投資として扱われます、つまり働けば働くほど金食い虫と見られ針のムシロです
億円単位の開発費を投入した時などビビります、しかもそれができるかどうかも確証がありません

技術のレベル的には、こっちが教えてほしい的な事ばかりで、道なき道を切り開く感が有ります

客先常駐は・・・
２種類あります
その１、下っ端
私が客先常駐で雑用をやったのは、最初の半年だけです
客としても、雑用しかできない人間は願い下げです、だからハートマン軍曹をつけて鍛え上げます、受託をやっている同期の倍ぐらいスキルアップが速いです
ただし、それに耐える事の出来ない人はドロップアウトします、私のいた部署は最も離職率の多い部署と言われていました（私は最後まで生き残りましたぞ）
軍隊の海外派兵みたいな感じです

その２、プロフェッショナル
顧客がその道のプロを顧客のスタッフと言うかアドバイザーとして雇います
とても高い契約金です、私の得た最高金額は1人月200万円でした、ただしサラリーマンなので所属部署の売り上げになるので給料は普通です、年末に５万円だけお駄賃をもらいました
技術レベルは伸びないです、自分が顧客の技術レベルを上げます
自社に対しても、ものすごくデカい顔ができます

その１とその２の中間が、Kaffeさんの回答です

受託は・・・
一次受けと二次受けが有ります
これも世間の常識とは逆です
一次受けは自社のノウハウだけで勝負をするので、自社が持っている技術以上は伸びません
二次受けだと必要なノウハウは一次受けから供与されるので伸びます、私のいた会社は二次受けをすることでノウハウを得たといっても過言ではありません
むしろ一次受けはガラパゴスです

私の主観としては受託が一番おいしいです

Answer 2

メリット
・有名企業のプロジェクトに、社員でなくても参画できる。
・〇〇に参加した、という実績になる。
・「助っ人外国人」的なハイスキルの人にお勧め。

デメリット
・自分のやりたい仕事、自分のキャリアプランに沿った案件/担当とは限らない。
・ロースキルだと「今出来る仕事」＝「誰でも出来る仕事」しかもらえない。
・自社での仕事と違って顧客は育成してくれないので、自分にとって新しい事を習得するのが難しい。

こんな感じです。