司法書士試験の勉強をしている者です。 オートマテキスト民法２の参考問題で 建物を不法に占有している者が増築をした…

Question

司法書士試験の勉強をしている者です。
オートマテキスト民法２の参考問題で

建物を不法に占有している者が増築をした場合において
当該増築部分が建物の構成部分となっているときは建物の所有者は、不法占有者に対して
所有権に基づき増築部分を原状に戻すよう請求できる。

これの答えが×なのですが、どうしてなのでしょうか？

Answer 1

増築部分が建物の「構成部分」となっているときは、その部分の所有権は建物の所有者に帰属します。
つまりその増築部分は不法占有者のものではなく、建物所有者のものになっているということです。
所有権に基づく原状回復を、返還請求権や妨害排除請求権と捉えても、自分のものを自分に返せというのはおかしいし、自分のものを排除しろというのもおかしい。だから原状回復請求はできません。

そもそもオートマはなんの説明もなく参考問題は載せないと思います。その前のページに必ずその論点の説明があるはずです。

Answer 2

参考書をお持ちだと思うので付合の章を読んでみて下さい
有名な論点なので絶対に載っています

Answer 3

回答はどうなってるの？