解決済み
実務翻訳の需要について 42歳男性で独身です。 勤務先のIT企業で7年ほど業務付随の形で日英翻訳に携わっています(もしくは、自分で資料作成や会議をして英語でやりとりします)。最近、年齢のことも考えて、IT技術者としてではなく、語学を生かす方向で収入を得られないか検討中です。 目指す分野としては①金融系の日英翻訳 or ②IT分野の特許翻訳のいずれかを考えています。 ちなみに、ネットを検索していたら、駆け出しの日英IRチェッカーの方の話として次のような収入例がありました。 ・繁忙期は5月と8月で収入は20~30万ほど ・それ以外の月は閑散期で0~10万以下 このような場合ですが、例えばチェッカーではなく翻訳者として依頼をこなせるようになれば、収入はもう少しあがるのでしょうか? ただ、私としては、いきなり会社員を辞めてフリーランス翻訳者になるよりかは、シフト勤務のあるビルメンテナンス等の仕事に転職して、初めは週に2~3日のペースで業務を請け負うことを目指したいです。 IT関連の知識としては、応用情報技術者、および高度情報技術者の資格をもう少しでとれそうで、その後は弁理士の資格もとれるのかなと思っています。弁理士の資格を取った場合、特許翻訳に活かせるでしょうか? TOEICは恥ずかしながら900点前半で、英検は一級の一次だけ合格しました。 大学はMARCH文系ですが、高校は国立高専で理系でした。
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フリーランスの実務翻訳者です。 (1) 翻訳に関心を持つ人がいらっしゃってうれしく思います。 (2) 私は会社員のかたわら副業として翻訳を行ってきました。現在は専業の在宅フリーランス翻訳者です。 (3) 現在お勤めの会社で副業が禁止されていないのなら、副業として翻訳を始めることをお勧めします。 (4) 「初めは週に2~3日のペースで業務を請け負うことを目指したいです」とご希望ですが、希望どおりの仕事量はなかなかありません。 (5) IT関連の資格についてはあったほうが翻訳会社での書類審査においてやや有利でしょうが、何よりもトライアルでの出来栄えが重要です。 (6) 弁理士の資格については難関国家資格ですので特許翻訳とは違う次元での転職市場があるでしょう。 (7) 英語の資格と翻訳の力とは直接の関係がありませんが、現役の翻訳者はTOEIC 900点以上または英検1級所持者が多いようです。これらの資格がなくて継続的にお仕事を得ているかたは、何らかの分野で人並み外れた経歴やスキルを持っていると推測しています。 (8) 翻訳者になる経路は人それぞれです。X(旧Twitter)の「#どうやって翻訳者になったか #実績ゼロから翻訳者に」のハッシュタグから調べてみてください。 (9) そのほか、参考になるものをお知らせします。 「憧れ」じゃ無理。そやけど、本気で覚悟決めたんやったら、一度読んでみてください。(note) https://note.com/sagi_291/n/ne1e5baf2b2a7 翻訳者になるため、続けるためのヒント ペーパーバック 渡邉ユカリ(著)【Kindle版もあります】 https://www.amazon.co.jp/%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%80%81%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%83%92%E3%83%B3%E3%83%88-%E6%B8%A1%E9%82%89%E3%83%A6%E3%82%AB%E3%83%AA/dp/B0BCSFDZ7Z/ 通訳者・翻訳者になる本2024(イカロスMOOK) https://www.amazon.co.jp/%E9%80%9A%E8%A8%B3%E8%80%85%E3%83%BB%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%9C%AC2024%E3%80%90%E5%B7%BB%E9%A0%AD%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%80%91%E5%AD%97%E5%B9%95%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E5%AE%B6-%E6%88%B8%E7%94%B0%E5%A5%88%E6%B4%A5%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93-%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%82%B9MOOK-%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%82%B9%E5%87%BA%E7%89%88/dp/4802212372/ (10) 翻訳者志願者を対象にして、高い英語力がなくても翻訳者になることができるのように宣伝する講座(不当に高額)があります。安易に申し込まないように注意してください。翻訳フォーラム公式から注意喚起のポストが行われています。 https://twitter.com/FHONYAKU/status/1699306440291426438 (11) 注意すべき講座についてわかりやすく書かれたnoteがありますので紹介します。 「英語力がなくても短期間でAI翻訳家になれる! AI翻訳アカデミーって大丈夫? 塩貝香織ってどんな人?」 https://note.com/sagi_291/n/n00a600b61448 (12) ご質問があれば歓迎します。 【質問者様へのお願い】他のかたの回答も知りたいため、解決済みとして早期に回答を締め切らないようにお願いします。
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知財業界の立場でご回答します。 特許翻訳は理系の知識だけではなく、特許独特の表現が多いので、それを習得するのに一定程度の期間が必要になるかと思います。 また、特許翻訳のために弁理士資格は不要です。弁理士で、特許翻訳専門に仕事している人というのはほとんど聞いたことがありません。 また、弁理士の実務に理系の知識は必要だとしても、試験内容自体は法律(選択科目以外)の難関試験です。40を過ぎてからの初学者としての挑戦は相当の覚悟が必要と思われます。
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Twitter(X)に相談相手にちょうどいいIR翻訳をやっておられる方がおられますが、個人名をここで出すのははばかられますので差し控えます。「フリーランス日英翻訳者」で検索してみてください。キャリアが長い人なのでいろいろアドバイスをもらえると思います。
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You might want to apply to those jobs of industrial translation by checking some job hunting websites like "indeed". The industrial translation usually imposes trial translation on the job applicants.
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