経理事務員が年末調整の計算を間違えていた場合、役所は気付くのでしょうか？

Question

経理事務員が年末調整の計算を間違えていた場合、役所は気付くのでしょうか？１０年ほど日々の仕訳を入力するだけの簡単な経理事務のパート（週16時間）をしていました。年末調整やそれに関する事務手続き、決算にもノータッチで役所から茶封筒で書類が送られてきたら丸ごと会計事務所に渡すだけでした。会計ソフト内で会計事務所と繋がっていたので仕訳もこまめにチェックされ、間違えていたら修正したことを事後報告してくれていました。
そんな勤務先を辞め、小さな警備会社での一般事務のパート募集(週15時間）に応募したのですが。面接で話を聞くと内容的には経理事務の仕事でした。給与計算も給与会計ソフトを使わず年末調整もパート事務員が１人でしているとのことで、その後任の募集でした。
仕訳入力メインの簡単な経理経験しかないことは伝えましたが「年末調整なんか簡単だからすぐできる」と気にしていない様子でした。社内にはパート事務員１人だけで上司もいません。面接担当者は警備現場の人でしたし、会社もおそらく会計事務所にあまりお世話になっていなさそうな雰囲気でした。もし事務で分からないことや間違えていることがあっても教えてくれる存在がいないことが心配です。最悪、役所で間違いに気付いてくれるかも知れませんが。それはそれで修正が面倒なのではないかと…。実際のところ、どうなんでしょうか？

Answer 1

面倒くさそうな職場だと感じますね。
給与ソフトを使えば楽な事でも、手作業でするとなると結構間違いがあったり、度々変わるルールにその都度自分で対応していかないといけないので。
会計事務所とのコミュニケーションもあまりない、聞く人も居ない、こんな状況下で仕事をやらされるのは相当なストレスだと思います。
ある程度何でも出来る知識があるベテランさんぐらいが丁度いいのではないかと。

その状況だと数年間間違えっぱなしなんて事も起こりますから、その時に修正すればいいという問題でもないですしね。
金額にして結構大きな間違いにもなりかねないので、年末調整を税理士事務所にチェックしてもらう、一緒にする、任せてしまう等、今までと全く同じではなく、経理の力量に合わせて変えていくべきかと思います。

Answer 2

前職の経験から
間違いもあるし、間違えたら面倒だ
ということは判ってらっしゃるんですよね。

一人経理で年末調整をするには
毎年、更新されるかもしれない年末調整の情報を常に自分でチェックして解釈して対応していかなければなりません。

基礎控除申告書や扶養控除申告書などなどもたまに改正されますし新しいものを提出してもらい、さらに個人個人の書類をチェックしなければなりません。

その後
年末調整すると給与支払報告書をあちこちの市役所に発送し、その写しとも言える源泉徴収票を個人に渡します。

市役所では住民税の計算のために必ずチェックしますから
間違っていると個人に迷惑がかかります。

発行したことない人は簡単だと言うかもしれません。(笑)
(発行したことがあってそれでも簡単だと言うならそう言ってる人に毎年簡単に作ってもらってください。(笑))

年末調整しないといけないということは社会保険の加入手続きもしてあげないといけないのでしょ？
扶養者がいる人の被扶養者手続きも必要でしょ？

よほど慣れていれば自力でも出来ないことはないですが。。。

給与会計ソフトくらいは、入れたほうがいいと思いますよ。

フリー(無料)のソフト一覧を貼っておきますね。ご参考に。
↓

https://www.maneo.jp/saas/fi-free-payroll-software/

Answer 3

経理事務員が年末調整の計算を間違えていた場合、役所は気付くのでしょうか？

→過去10年の間に扶養控除の人数が違う点について指摘を受けたことがありますが、給与収入の額、保険料の控除額、社会保険料の控除額など、金額の面で間違っていても指摘を受けることはまずないと思います。役所も確認のしようがないでしょうし、1人1人の源泉徴収票を確認する人的、時間的余裕もないものと想像します。

計算方法に不安があるのであれば、給与ソフトの導入を検討してもらうと良いかもしれません。

対して社会保険料については時々、問い合わせがあり、支給金額と納付額に間違いがないか確認されることがあります。