とてもイイと思うので無断引用です。 過去回答では、 >plu********さん 2021/9/15 5:59 (一部抜粋、加筆) 現役の作業療法士です。確かにあなたの言う通り、『その人らしさを支える仕事』というのは作業療法の原点といえます。しかし、現実をお伝えすると実際の現場では『作業療法』は行われていないんですよ。理学療法士との区別がつかないような機能訓練がほとんどで、中にはリラクゼーションマッサージとの違いすら怪しいようなケースも結構あります。 絵画や陶芸といった作業を用いていたのは一昔前です。今の時代、病院ではほとんど行われていませんね。認知症でリハビリができない人に、時間潰しや思い出作りでやるくらいです。実際はそれも、他の医療職からは理解されないので肩身が狭いです。ただし、精神科では手芸はよく行われています。 ぶっちゃけると、学校で『作業療法』は学びません。学校で学ぶのは作業療法の概論ぐらいです。作業療法は在学中に数回ある実習で学ぶというのが今の現状です。 というのも、そもそも作業療法というもの自体が実際の臨床現場ではかなり曖昧なものなんですよ。少し専門的な話になりますが、『作業とは人が行う全ての動作や行動』を指します。要は作業療法って正解がないんですよ。実際に作業療法士として働いている人でも、作業療法とは何なのかが上手く説明できない人も多いです。 実際の臨床現場では、本当に働く施設によって別職種か?って思うくらい業務内容が変わってきます。整形疾患が多い病院なら、手の骨折のリハビリをします。腕や指のマッサージ、物理療法、ストレッチンプ課題などを提供したり、自宅へ退院する人の自宅を見に行って手すりの位置や段差の有無などを確認したりする住環境評価というものも施設によってはあったりします。あるいは機能訓練だけでなく、急性期医療ではトイレ動作や入浴動作、更衣動作などの応用動作練習を行うこともあります。 デイケアやデイサービスの作業療法士は介入時間も限られておりひたすらマッサージが多い。ちょっとだけ歩かせたり、運動させたりはある。 訪問リハビリは自宅にリハビリをしにいく。症状固定の人が対象のためマッサージやストレッチ、歩行がほとんど。中にはマッサージ屋さん、しゃべり相手になってほしいだけって思われてる場合もある。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10249377745?__ysp=5L2c5qWt55mC5rOV 教育内容に関しては >ID非公開さん 2022/12/11 23:12 作業療法士も理学療法士とほとんど同じことを学びます。何故なら大学3年までかなりの授業が共同授業です。(大学四年の時は卒論と国試対策が学生を追い込みます)違いは理学療法士は整形外科学を全身学びますが 作業療法士は整形外科学は上肢のみです。理学療法士も作業療法士も脳血管疾患はほとんど同じだけ学びます。高次脳機能はこの脳血管疾患の一部ですが、高次脳機能は作業療法士の方が深く学びます。運動学は理学療法士の方が深く勉強します。精神疾患は理学療法士はほとんど勉強しませんが、作業療法士は精神科医師の次くらい勉強します。ちなみに認知症は精神疾患であり、認知症がある患者さんは担当できないという理学療法士がほとんどです。 だそうです。でもこれだったら理学療法士免許は作業療法士免許の上位互換になり精神系で活躍する作業療法士しか不要っていうことですよね?そんなことはないはずですから、という学校もあると言うことで参考程度に。
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