F15戦闘機の教官パイロットについて質問です。 F15戦闘機の訓練課程が新田原基地にありますが、あの教官にはどうや…

Question

F15戦闘機の教官パイロットについて質問です。

F15戦闘機の訓練課程が新田原基地にありますが、あの教官にはどうやったらなれるのですか？先日YouTubeで拝見したら、若い方が教官をやってました。
教官というと、もっと中高年の方をイメージしていましたが、あの人たちはどのようにして指導者になっているのでしょう。
何か事情があって前線を離脱した人なのか、逆に優秀なパイロットが選抜されてなっているのか、資格などがいるのか、どんな過程を経て教官になるのか。

新人パイロットと10歳も離れていなさそうな人達が教官でしたので、
パイロットのキャリアがどのように分かれていくのか興味を持ちました。

Answer 1

まず、若い教官についてですが、航空学生出身の戦闘機パイロットのほとんどは、初度配置の戦闘機部隊の後、教育集団隷下の戦闘機や練習機の教官として配置されます。30歳になる前くらいですね。早ければ27歳とか。
ですので若い教官は割と多くいます。

本題のF-15操縦教官になるためについてです。
まず各地にあるF-15飛行隊において編隊長資格を取得する必要があります。
その後、本人の希望等により、新田原基地にある飛行教育航空隊に配置されます。前線を離脱したり、特別な事情があるわけではありません。
配属された後は戦闘機操縦教官になるための教育課程が行われます。
その課程を修了すれば教官資格が付与されます。
そして数年の教官勤務を終えた後は、再びF-15飛行隊に配属される場合がほとんどです。