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同じ会社・同じ職種に就いて14年が経ちました。 自分に合った仕事に就けているのだなと感じています。 それは①いくら働いても（長時間労働しても）嫌と感じたり疲れることがない、②休みの日でもふらっと会社に行くことがある、③与えられている仕事をやり終えると達成感があるからです。 私が就きたい職業に就いて、仕事が定まったのは・・・ 今の会社、今の仕事に出会うまではパチスロ店、結婚式場、スーパー、ショップ店員、工場作業員、飲食店等でフリーター、正社員では不動産営業や税理士事務所で働いていました。 フリーターの頃は生きるため、生活のために働いていて、自分に合っているとかも考えたことはなかったです。 もう少しで25歳となる手前の24歳の頃のある日、バイト仲間から簿記というものを聞いて知りまして「会社の儲けや損が分かるのか」「面白いな」と思ったことから人生が変わり始めました。 そこで市販の書籍で簿記の勉強を始め6月に日商簿記3級、11月に日商簿記2級と全経簿記1級を取ってハロワで見つけた税理士事務所に勤めました。 翌年3月に建設業経理士２級という資格を取った頃、やりたい・やってみたい仕事に就いたけど給料がめちゃ安い・・・やっぱりお金が欲しい！おカネがないと何も出来ない！稼げる仕事をしたい！と思ってきて、稼げる業界を探して不動産業に目を付け、市販の書籍で今度は国家資格の宅地建物取引士の勉強を始めて10月に受験・12月に合格したので税理士事務所は1年で辞めて東証1部上場の不動産会社へ転職しました。 不動産営業の仕事は6年半続けました。 管理業務主任者という国家資格や損保資格（損害保険募集人・少額短期保険募集人）を取って20代後半には店長も経験しました。 しかし、今度は激務で体調を崩して入院したことから「この仕事も長くは続けられないな・・・」と思い、退職して田舎街の地元へ帰ってきました。 そして今勤めている会社の求人募集に応募して採用されて今に至ります。 地元に本社がある従業員数1,500名程の運送会社です。そこで経理職兼総務職をしています。 結局は24歳の時に興味を持って取得した簿記資格を活かした仕事に戻ってきました。 もちろん、会社側からあれこれと事務系正社員は資格を取るように言われて社費で、国家資格の運行管理者（貨物）や第一種衛生管理者は試験を受けて取得し、整備管理者や甲種防火管理者、ボイラー取扱技能者は講習を受けて取得して、陸運局（支局）や労働基準監督署、消防署等に有資格者として届出しています。あとは自己啓発として税理士試験科目の簿記論、財務諸表論を取得。 子会社1社の経理全般も任されるようになりました。 以前は資本金2千万円の子会社で、今は資本金5千万円の子会社の月次締めから決算・株主総会まで担当しています。 ここまでになると、田舎街の会社の事務職ですが給料も固定給部分で月36万円、賞与は大体70万円×年2回もらえるようになりまして、おカネ＝給料に対しての不満も無く働けています。 家賃も月１万3千円以上は会社が負担してくれるということで実家を出て暮らしています。 「自分に合っている仕事」 私の場合は経理職でしたが、やっぱりそこだと気づくまでには時間がかかりました。 ただし、やりたい仕事をしているのかと考えると、私自身も分かりません。25歳の頃にはやりたい仕事ではありましたが、今は「今の自分で出来る仕事をしているだけ（やれることを仕事にしているだけ）」という気持ちで、やりたい仕事かどうかは分かりません。 ですが、はっきり分かっていることは私の場合は、やっぱりおカネです。おカネ＝給料をある程度貰えているから納得して働いています。 税理士事務所で働いたときには総支給額で月16万円程でした。手取りになると12万円。それではいくら自分がやりたかった仕事であっても、また自分に合った仕事であってもやる気も失せるというものです。 おカネに困ったり、おカネがないと人の心は荒んでいきます。 おカネはやっぱり大事です。 今の自分に出来る（やれる）仕事＝経理職に出会った。 今度は給料も納得のいくものだった。 私の場合、この２つが満たされたことで、自分に合った仕事に巡り合えたと言えるのかなと思っています。 私は嫌いな言葉ですが・・・人生100年時代が来ます。 年金も当てになりませんので、70歳くらいまで働かないといけない時代が来ると思います。 ですので、仕事選び、自分に合った仕事との出会いは大切なことだと思います。しかし・・・生きるのがしんどい時代ですね。
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