現地の農家に委託している様です。ただし農家でもかなり田舎の方に住む人で、畑の周囲から隣の農家がかなり離れた所が多いようです。 日本だと土地が狭くて種子生産すると、近くの農家が育てる同じ科の野菜や花と交雑してしまい種子が製品にするには品質が悪くなるので、今では国内での生産はほぼ無く、広大な畑が確保できて近くに他所の農家が居ない様な条件が揃い易い外国の農家と契約して委託栽培しています。 種子とは言え、実際の栽培は野菜や花として出荷する物よりもかなり手間をかけて栽培されます。株が元気でないと良い種子が多く採れませんから。 収穫物よりも種子生産の場合、どうしても農薬の散布量や頻度も多いからというのも(日本のジャガイモの種芋もかなりの農薬が意図的に残留されていて、ほぼ北海道の営農集団で栽培されていて周りには全く民家がありません)狭い日本での土地では周りに人家などがあったりで思う様に行えないのも、外国で栽培する理由なのでしょう。 あちらの国にも農薬使用の規制はあるでしょうが、その点は種苗会社が国の農林省にあたるところと連携し法律に触れないような取り決めがされているのでは。 大手種苗会社の種子でも、アルミ袋に詰められた小袋入りのものは外国で種子を選抜のうえで封入されています。以前ある花の種子をいつも買う店で買って蒔き育てると、全く違う品種のが咲きました。蒔く時に袋にアルファベットで国名と管理記号が印字してあり、外国で封入されていることはわかってましたが、日本では全く知られていない特徴ある咲き方。 その後5~6年過ぎてから同じ会社の通販カタログに新品種として全く同じ特徴のが販売開始されました。日本で改良されたものではなく外国の品種。 おそらく外国の種子生産者は、日本の大手種苗会社の他に、自国の種苗会社と契約しており、品種を取り違えて日本向けの袋に封入して誤った情報を印字してしまったのだと思われます。封入は農家が行うのかその国にある日本の工場で詰めるのでしょうが、どちらにしろ詰めるのはあちらに住んでいる人。 海外の種苗会社の種子を何度か個人輸入代行会社を通して購入したことがありますが、やはり品種の取り違えによる入れ間違いは何度か経験しましたし、酷いと種子が入れられていた容器の底に溜まっていたらしい潰れていたり割れている種子のカスだけが封入されていた事も・・・。種子は品種が違っても見た目が同じなので間違っても分かりにくいがゆえに現地で封入作業をしている人たちの中には、いいかげんな人も結構居る様で・・・。輸入球根を2品種買って植えたら翌春全て同じ花が咲いたことも・・・。 おそらく鮮度を保つ茸に現地で袋に封入するのでしょうが、品種の取り違えや発芽しないゴミを入れられるなら、せめて小袋の封入は日本で行って欲しいなぁと感じます。やはり細かい作業は日本人の意識の方が高くて正確ですから。
素人の推測にすぎませんが種子生産そのものは現地の農家や農業団体に委託している場合が多いのじゃないでしょうか。 日本人社員が関わっているのは生産農家の確保や病害虫防除などの栽培技術指導や交雑や混種を防止する対策指導、原種(元たね)の配布、生産された種子の買取などかもしれませんね。
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