EPAでフィリピン、インドネシア、ベトナム人看護師が日本に来日して、日本語を学びつつ看護師免許を取り看護師となったのはご存知ですか? それぞれの国で希望を募り選抜され、日本に来日して働きながら国家試験を受験し合格者は日本の看護師免許を発行され、看護師として働いています。 4回まで受験でき、不合格となれば、サヨナラでした。 ウチにはインドネシア人が2人来て働いていました。 1人は持病の悪化と東日本大震災の放射能汚染が怖いと帰国しました。 1人は残り、5年いましたが、国試には受からなかったため帰国しました。 しかし彼女は日本語を会得し、小金を貯めて堂々帰国して行きました。 ウチの病院ではこの2人以降はEPA看護師は受け入れませんでしたが、その次は中国人でした。 インドネシアの2人も向こうの大卒の看護師ではありましたが、中国人も同様、中国の看護大卒の新卒だったり1年目の看護師でした。 ウチの病院の本部は厚労省にパイプがあり、新しもの好きなところがあり、インドネシア人より中国人に活路を見出しました。 中国人はインドネシア人より優秀な人材が集まったようで、国試は一度で合格。 新卒として働きだしました。 一口に中国人といっても、日本より広大な地域からそれぞれ来ていたし、人柄もそれぞれでした。 また中国と日本では医療や看護が全然異なるそうです。 インドネシア人も同じことを言っていましたが、「日本の病院には何故老人が多いの?」「治療する人しか入院しない」「亡くなる状態になったら家に帰る」「年寄りは治療しても治って働くわけじゃないから」だそう。 いわゆる完全看護ではないんです。 ビビアン・スーさん(台湾)が妊娠中に流産の恐れがあり、ずっーと入院していたのですが、良い病院の特別室(高い)で過ごしていましたが、彼女の世話をしていたのは、看護師ではなく付添婦や家政婦でした。 中国人看護師には日本の看護師業務に馴染めずに、手術室へ異動したら目覚めた者、かすかにしか中国訛が無く、日本人より日本式の看護師になった者、マイペースさを失わない者など様々でした。 トータル8人くらいいましたが、現在は2人だけ。 あとは都内とかへ転職して行きました。 ひょっとしたら、ウチに居た中国人の方かもしれませんね。 あるいは別のルートの方か。 でも中国人の方が本当に優秀でした。
2つのパターンがあると思います。一つ目は 日本人と同じく日本の看護専門学校へ入試を合格し入学して日本人と同じく学習し国試を受け合格して看護師になるパターンです。 日本語で試験を受けて日本語で授業を受けるわけなので相当大変です。 もう一つは中国で既に看護師免許を取得していて、日本の厚労省に書類を出して審査に通り、国試の受験資格を得て合格するパターンです。こちらも大変で書類が、卒業した学校の卒業証明書、中国の看護師免許、なぜ日本で看護師として働きたいかの理由書、健康診断書、中国の学校がどんな学校(学生数、教員数、実習病院について、どんな科目があり、何時間それを行うか、実習の時間数など)の証明書を全て原本、日本語訳したものをつけなければいけません。 また翻訳もきちんとした翻訳かどうか公証といって中国の外務省と日本の公証役場に証明してもらわないといけません。 加えて日本語力の証明書も出す必要があります。日本語能力試験N1といって、最上級のレベル合格が求められます。 外国で看護師をすることは大変だと思います。
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