そのステイタスやレベルが高いというのが何か次第ですが、私たち教員間では、いずれもどうでもいいことですので、何にもならないです。
わかりやすく言えば、講師は時給制のバイト、専任講師は正社員。 正社員の序列は、専任講師<准教授<教授。 ポストの枠数は多くの場合決まっているので、教授が一人いなくなると准教授が一人昇格、それにつながって専任講師が准教授に、、、といった具合に椅子が空かなければ上に上がれないシステム。 あとは空きができても外部から引っ張ってくるケースもあるので、ますますなかなか上に上がれないことも。 講師といえども簡単には成れないので、人によってはステータスとしていることもあるでしょう。
講師には専任講師と非常勤講師がいます。非常勤は英語では part timer, part time teacher or lecturer つまりパートです。大学によってはODオーヴァー・ドクターや博士取得前の後期課程満期退学した内部大学院出身者に非常勤講師をさせる所もあります。 有名大学の非常勤講師の場合、それを名刺に刷り込んだりしてステイタスのようにしている人もいますが、あくまでも単年度採用、翌年には不採用のことも屡々です。 これに対し専任講師は理系では少ないようですが、文系では大学院を終えて採用されたら最初の職位は大抵これですね。但し准教授昇格のための規定が左程厳しくはないので、専任講師を数年で終えて准教授昇格するのが普通と思います。昔は教授の補助のように「助教授」と言いましたが、2007年の法律改正で助教授は廃止され、准教授となりました。教授の補佐ではなく、教授に準ずる職位で、独立した存在という意味が強くなったと思います。 普通文系私学では専任講師、准教授、教授はそれぞれ独立した存在で給与等級こそ違えど、職務内容はほとんど同じと思います。教授の中から学部長や学科長が選ばれ、彼らは他の教員に指示を出したりすることはありますが、ヒラの教授が専任講師、准教授に指示を出すことはあまりありません。指示ではなく、何かをしていただくよう依頼するということになります。
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