私は法曹を目指したい法学部の大学生ですが、来年(4年次)に上位ローの既習、および中央大や東北大などの準上位ロー(便宜上、

Question

私は法曹を目指したい法学部の大学生ですが、来年(4年次)に上位ローの既習、および中央大や東北大などの準上位ロー(便宜上、勝手に名付けました)を授業料免除で受からなかったら司法試験を諦めようと思っています。
理由としては、
・下位ロー(いわゆる東大、京大、一橋、早慶、旧帝以外の法科大学院)は司法試験合格率が結構悲惨であること
・ロー入試時点で上位ローに受かる法律の知識が無いと、留年や2年で受からないリスクが高いと予想されること、の2点です。このように法科大学院入試をいわゆる司法試験の適正検査として考える私の計画について、合理的だと思いますか？その程度の志望度なのかと言われたらそれまでなのですが、熱意だけでどうにかなる試験では無いと思うので、どうしてもリスクは省きたいんです。なお、これに代替する案として「宅建や行政書士を受けてみて、短期で合格するとか手応えがあれば司法試験の道に進む」というものがあるのですが、こちらはどうでしょうか。長くなりましたがアドバイス宜しくお願いします

補足

もちろん、予備試験の勉強と平行してロー対策をするつもりですが、短答受かるレベルまで仕上げられたら上位ローの合格も余裕なんですかね？

Answer 1

そうですね。実際に諦めるかはさて置いて、上位ローないし準上位ロー(あなたの表記に従うと)に授業料免除で合格できなかった場合には、司法試験から撤退するという方針は、メリハリの効いた良い戦略であると私は評価します。それくらいの心持ちで目指すというのは覚悟を持って勉強に臨めますから良い刺激になるかと。
所謂下位ローに対するご懸念は大凡妥当であるという認識ですが、授業料免除を目指すということであれば、敢えて下位ローを選択し成績上位で勝ち取るという方法もあります。どのみち予備校は活用されるのでしょうから、ご自身でしっかりと司法試験に対して取り組める方であれば、大きなリスクのある選択とも思えません。ただ上位ローで免除獲得、がロー入試における一番の勝ち組ルートかとは思います。
以上のことから、あなたのその受験方針は合理的であると考えます。

但し、宅建や行政書士を受験し短期で合格ないし手応えを感じるであれば司法試験の道へ、という選択は推奨しません。司法試験とはまた毛色の異なった試験です。それら2つの延長線に司法試験があるというわけではありません。また、現在3年生ということでロー入試まで1年というこの時期に、それら2つの試験に取り組むというのは遠回りです。時間は有効的に利活用することが最大のリスクヘッジです。

補足に対して
予備試験レベルに仮に引き下げることが出来たのであれば、上位ロー試験に対して苦戦することはないでしょう。ロー入試に応じた対策は必要にはなるでしょうが、土台となる部分はできているでしょうから、時間さえあればそう苦しむことなく対応できるはずです。

Answer 2

正しいと思います。
上位ローはそのような考えの人が大半です。私の周りでは…
昔と日程が変わっていなければ、
①予備短答を合格できるか。または3科目大台に乗っているか。
②中央ローで準備運動、全免半免とれるか。
③次週の滑り止め早稲田で半免とれるか。
④翌週の慶応で合格できるか。
⑤数か月後の東大か一橋で腕試し。

中央合格免除無しかつ予備短答3科目大台がボーダーのような気がします。
早稲田落ちでよく考えないといけません。受からないとは言っていません。

ちなみに予備短答合格かつ行政法得点8割とって、無勉で行政書士を受けたら普通に落ちました。宅建は被っている事実上の科目は民法だけなので受けませんでした。3年次4年次に法律？の時間を割いてまで他資格の勉強するものではなく、余裕のある人が二足の草鞋を履くべきかと…。

短答合格でロー入試に加点が入るといううわさがありますが、3年次からならそれをあてにすべきではないと思います。論文対策、基礎対策が重要です。短答合格とロー入試対策は無関係と言っても過言ではありません。ロー入試の下4科目は基礎からしかでませんから、短答知識は不要です。

もっとも、短答知識がなければロー入った後で死ぬほど苦労するようです。学部時代で短答合格済みの者は、定期試験対策の時間が半分になったりならなかったり…