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簿記二級 工業簿記 さっそく躓きました、 材料費の計算における予定消費単価がよく分かりません。テキストには、材料の消費単価を総平均法で計算している場合などは、一定期間が終わらないと消費単価の計算ができず、材料費の計算が遅れるという問題があります。 と書かれています。 またら予定消費単価を用いた材料費の計算は、 材料費=予定消費単価×実際消費数量 と書かれているのですが、実際消費数量もある期間が終わらないと計算できなくないですか? 実際消費数量がわかるなら、実際の消費単価もわかりますよね? 予定消費単価を使うメリットがわかりません。 よろしくお願いします。
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端的に言えば、計算・記帳の迅速化と簡便化
予定消費単価を使って実際消費数量にかける方法(予定価格法)のメリットは、 いちいち単価を把握しなくていい、早く計算ができる、単価の変動だけを考慮した差異を簡単に求められる、です。 仕入れた時によって単価が値上げ・値下げされるので、その度に消費単価の変動を管理するのが面倒くさい。 ならば予定の単価で一定にして、まとめて使った数量でパッと簡単に計算して実際の費用と比べれば、単価の変動が原因の差異が求められるのです。 期間の始めに、 ①予定消費単価×予定消費数量 で予算を立てる。 期間が終わり、 ②実際消費単価×実際消費数量 (実際の費用)と比べると差額がでる。 その差異の原因は2つあります。 ③予定消費単価×実際消費数量 で計算してたから、②と比べると単価の変動の影響がこれだけあったのか!と判明することができます。 [もう1つの原因は単価の変動を考慮しなくていいので、①と③を比べて 予定消費単価×(予定消費数量-実際消費数量)で数量だけの原因の差異がでてきます。] ↑材料消費価格差異と数量差異のことです。 予定消費単価を使うメリットは、 価格変動によって単価が異なることで計算が混乱するから、一定の単価を標準に楽に計算できるようにするよ!ってことです。 差異を求める際に書くとわかりやすいBOXは書いた事ありますか? 『材料 差異』などと検索するとでてきます。そのBOXを書くと差異の計算はバッチリ解けます。
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