転職エージェントから内定承諾する際に、誓約書のようなメールがが送られてきて、内容としては ・他のエージェントで進行…

Question

転職エージェントから内定承諾する際に、誓約書のようなメールがが送られてきて、内容としては

・他のエージェントで進行中の選考は全て辞退します。
・自己応募の選考も全て辞退します。上記のことを誓約しろと言われました。

このようなことを求職者に求めることに、違法性はないのでしょうか？
また、この誓約書に法的拘束力はあるのでしょうか？

単純に疑問思ったので質問します。

Answer 1

このようなことを求職者に求めることに、違法性はないのでしょうか？

企業側、エージェントから求めるのは違法ではないです。

また、この誓約書に法的拘束力はあるのでしょうか？

法的効力はありません。
民法により約束した事(契約)を守らなければならないと定められており、破ると債務不履行責任が発生し、損害賠償の問題になります。
ただ、民法より上位の憲法により職業選択の自由が認められておりますので、内定辞退をしてもいいのです。

Answer 2

このような誓約書を求職者に求めること自体は違法ではありません。ただし、求める範囲が適正であるかどうかについては、個別の状況によって異なります。

一方で、このような誓約書に法的拘束力があるかどうかは、契約の解釈や判断の方法によって異なります。一般的には、誓約書は法的な契約関係を築いているわけではありませんが、誓約事項に違反した場合には、信義則に基づく信用責任を損なう場合があります。また、企業と求職者が正式な契約を結んでいる場合、求職者は契約内容に基づいて選考活動を行うことになりますので、その範囲内であれば法的な拘束力が発生する可能性があります。

以上のようなことから、このような誓約書が適正であるかどうか、法的な拘束力があるかどうかについては、具体的には解釈が異なる場合があるため、適宜専門家に相談した方が良いと思われます。