解決済み
大学研究者の移籍と引っ越しについて.大学の教員公募というのを世の大学はやっていますが,すでに実験装置を持っている研究者は,研究機関間の移設の手続きも大変ですが,手続きが成ったとして,その移設費用もすごいと思うのです. それってどうしているのですか?大した装置がなくても,最低限の物品移動は伴うと思いますが.
装置の多くが備品で研究者個人の所有物ではないというのはもちろん承知しているのですが,汎用的な装置は別として,その研究者が居なければゴミ同然の装置も多くあるわけです.実質個人に属しているわけです. 法人化された場合はよくわからないですが,昔は国立同士とか,公立から同じ県内の公設試とかならスライドで移動できるとか聞いたことがあります. ともあれ,研究者の流動性を促進しながら,装置の流動性はそのままなのだとしたら,お間抜けな政策だなぁ,と思いました.
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場合によっては移管は出来ますよ。 だけど、国公立と私学の間とかは、どうあがいても無理かも。 また、購入した装置の予算の出どころや、 装置の利用目的によっては難しいことも。 逆に、残すと言われても大きいと残されては逆に困る装置もあるので、 実際にはまだ使えても廃棄可能な年数が立っていれば廃棄することもあります。 そして、まだ捨てられない備品だけが 持っても行けず、捨てられず、かといって誰も使い方がわからず。。。。 結局そのまま残され、仰るような悲劇をたどるのでしょうね。 変にルールが厳しくなるほど、 下の方のような事務系正義マンが威張り始めるので 研究者はなるべく備品にしないように腐心したりして、 かえって研究の効率低下を招きますよね。 モラルも低下しますよね。 有効利用の観点から明らかに不合理なので ルール違反だからといって 事務屋の肩を完全に持つ気にもなれないのが本音です。 でも、事務屋を責めるのはお門違いで、 彼らはルールをかさにきて職務的マウントをとっているだけ。 本当はルールの方をより柔軟にするべきなのでしょう。 おっしゃるように研究者の移動は昔に比べて増えました。 装置によっては、研究者とともに動けるようにしなければならないことには同意します。 ただ、そういうルールを作る立場の人に、実験装置の現実が分かる人がおそらく全くいないのだと思います。 ちなみに、消耗品は無法地帯です。ヤフオクに出ている実験器具など、 クローズするラボから業者がお掃除と称してまとめて持ち去られたものが流れています。 こちらのほうが大問題ではありますが、全部ゴミとして捨てるのもアレですよね。 個人的には大学が公式オークションを開設するとかして自己資金として回収しても良いのではないかと思いますが、口にするだけで事務屋が鬼のように反発しそう。
基本的に教員が使用している実験装置は教員個人の所有物ではなく,大学の所有物です。 但し,科学研究費で購入した実験装置は,教員個人の所有物ですが科学研究費の運用ルールで所属機関に寄贈することになっており,当該機関に在職中は当該機関の所有物となるものの,当該教員が所属研究機関を変更する場合には本人の求めに応じて教員に返還する必要があり,その場合には新しい機関に移管することになりますので,ご質問のケースが生まれる場合はあります。 その場合の取り扱いはケースバイケースで,新しく所属する機関から招聘された場合は,新しく所属する機関が費用負担するでしょう。一方で,自主応募で採用された場合には,当該装置の移転を新しく所属する機関が望めば費用を負担してくれるでしょし,逆に望まない場合は教員個人が負担することになります。 昔は研究資金を外部にプールしておいてこういった場合に充てる教員もいましたが,いまは研究資金の管理が厳格になってこのようなプール金は持てなくなりましたから,自己資金か企業等の共同研究先がある場合はそういったところに支援してもらうしかないでしょうね。
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備品は大学所有です。教員の所有物ではないですから, それを一人の教員の異動と共に移動させることはかなり 難しいことになっていました。共通利用のリストに掲載 されていたりしますからね。今はそれが楽にできるので しょうか。 できるとすれば,それは異動する教員の都合を大学が認 めたことになりますから,その当該教員の研究費で運搬 料金を賄うのでしょうね。僕が勤めていた30年間で, 装置を異動といっしょに移動させた,あるいは他大学か ら持ち込んだ先生は一人もいませんでした。 もちろん備品番号が振られていない消耗品扱いのものな ら自費で運んできますけど。
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