解決済み
公務員(地方公務員)を将来志望している高校1年生です。 公務員のなり方に詳しい人に質問です。横浜市に在住しているのですが、将来市役所や区役所で働きたいなと考えています。 ①人の意見を聞くと大学に行ってからいわゆる上級試験を受けろというのですが、本当にそれが一番よいのでしょうか? ②大原というところが資格を取るにはいいと聞きますが、大原は大学なんですか?専門学校ですか?塾のようなものですか? ③自分の学力は日本大学にいけるぐらいのものだと思います。例えば、日本大学や東海大学でも公務員になれますか? ④また、大学進学の場合「学部」はどうすればいいですか? ⑤高校から公務員になるのと大学からなるのとではどういうところが違いますか? ⑥試験はどういったものですか? 質問が多くなりましたが、一つでも多く回答していただけたらうれしいです。 また、なにかアドバイスがあればお願いします。
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私は、ある政令市の地方公務員として、今でも現役で勤めています。ちなみに、私が受験したのは初級(=高校卒業程度)の試験でした。試験を受けたのはもうだいぶ前の話・・・になってしまいますが、そのときのことを思い出しながら、私なりに回答したいと思います。 ①について 私が高校卒業後の進路を考え始めたのは高校3年生になってから・・・という、かなり遅い時期でした。それも自分で決めた進路ではなく親がアドバイスしてくれてものでしたが、私自身がその当時、「大学には興味がない。自分はすぐにでも働きたい」というふうに思っていたこともあり、そのアドバイスにしたがって公務員試験の勉強をして、晴れて地方公務員となりました。高校生のときは、そのときの直感?にしたがって行動してしまいましたが、今でもその当時の選択には全然後悔はありません。 ②について 大原は専門学校という分類になろうかと思います。ただ、そもそも「公務員」というのは資格ではありませんので、公務員という職業に就くために専門学校に行って勉強をする・・・というイメージになるのではないでしょうか。 そういう意味では「予備校」とか「塾」という使い方になるのかな?と思います。 ③について ちょっとシビアな言い方になってしまいますが、どのような高校や大学に行ける学力があろうとも、全ては試験の結果次第です。その試験には、筆記試験はもちろん、面接試験も含まれます。筆記試験の成績が良くとも、面接試験で落とされたという人も、実際に私の友人にいます。自分の実力がこのくらいであるということをつかんでおくことはもちろん大事なことですが、それが全てではないということも、頭の片すみに置いておくほうがよいのではないでしょうか。 ④について 大学に進学して地方公務員になるということを考えているのであれば、(試験勉強のことだけを考えるのであれば)法学部・政治学部・経済学部というような学部のほうが良いという話は聴いたことがあります。ただ、実際のところとしては、どの学部を選んだとしても影響はないのではないでしょうか。 ⑤について 決定的に違うのは初任給ですね。高卒公務員と大卒公務員(どちらも、卒業後すぐに公務員となった場合での比較です。)では、月給でおよそ2万円程度の差が出ます。また、公務員のボーナスは月給×支給率で計算されますので、月給が高いほどボーナスは多くなりますね。その他については、さほど差は生じないのではないでしょうか。 ⑥について 地方公務員試験(初級)の場合では、五肢選択式の筆記試験と適性試験(適性試験は実施していない市町村もあります。)があり、それに合格すると面接試験・・・というようなパターンになるかと思います。五肢選択式の試験では、政治経済や国語というような文系科目の出題数が多い傾向があるようですので、勉強するのであればそこが中心になろうかと思います。それ以外の科目についてももちろん勉強する必要はありますが、基本的には教科書に書かれているような基本的事項をがっちり押さえておくことが重要になります。大学受験のように高度の応用知識を必要とするような問題は、相当少ないと考えてもらってよいのではないでしょうか。 その他のアドバイスもろもろ 高校1年生というお若い年齢で地方公務員を志望しているという文章を読み、その当時の自分は・・・ということを思い出すと、おおっぴらにアドバイスができるような立場ではないのですが・・・(苦笑)、あえてアドバイスを書かせていただきます。 まず、自分が高校を卒業する段階で「大学に行きたいのか」、それとも「大学に行かずにすぐに働きたいのか」。そのあたりを明確にしておくことが大事だと思います。仮に「大学に行かずにすぐに働く」という道を選んだとしても、もちろん地方公務員が全ての職業ではありません。選択肢はたくさんあるのですから、今あわてて公務員になるというレールを敷かなくてもよいと思います。 私は結果として地方公務員の道を選びましたが、地方公務員として働き始めたのと同時に、夜間大学部にも同時に通い、留年することもなく卒業することができました。大学に行くことにしたのは、「社会見学」的な感覚で「こういう世界もあるんだなぁ・・・」というのを見る・・・というような軽い感覚でしたけどね。もちろん働きながらの通学ですから、当然学費や教科書代は全額自分で負担しました。 大学での勉強は、公務員の仕事にはほとんど役に立つことはありませんでしたが、先輩とのお付き合いの仕方というような「人間関係」の作り方は、相当勉強させられました。その部分は今でもとても役に立っています。仕事をするにあたっては「人との付き合い方」がとても重要になりますので、そういう部分を訓練するには「仕事をしながらの通学」という道も有効なのでは?と、個人的には思います。
なるほど:1
高校1年生で将来を真剣に考えることは素晴らしいですね。 ただ、「公務員」になる事だけを職業の選択肢と絞り込むには 少し早すぎる気もします。 まずは、色々な世界に触れ、色々な人々と語り、広い視野を 持つ事が、どんな職業に就くとしても必要になります。 現実、多くの地方自治体で一定期間「民間」での就労経験 を持つ方が受験できる区分を設けています。 そう考えると、 Q①については、学力と家庭の状況が許すならば大学に進み より多くの事を吸収するのも良いと思います。 Q②については、挙げられている専門学校は公務員試験対策 の予備校的なコースがあるところです。 Q③とQ④については、専門的な分野を学びたければ専門的な 学部を目指されれば良いと思います。地方自治体にも一部専門 職の区分がありますので、どうしてもその分野で働きたいならその 学部を目指される必要もあります。 ただ、事務職ならばどの学部でも問題はありません。 Q⑤については、給与面と一部昇進面での差はあるかも知れません が、目指されている地方自治体ではさほど差は無いと思われます。 Q⑥については、学校できちんと勉強をしていれば大半の問題は 解ける「一般教養」と、高卒程度は適正検査、大卒程度は専門問題 その他、面接や論文などです。 これは、実際に受験される1~2年前に確認されると良いでしょう。 また、専門学校が実施している公開模試などを受験すると感じはわかる と思います。 最後に、特定の職業を目指されることは否定しませんが、職業に就くこと を目標とはしないでください。 どんな職業でも、実際に働きだしてから多くの壁に当たったり悩んだりしま す。その時、どれだけ柔軟にその局面に対処できるかが必要になります。 そのトレーニング期間として、今の時間があり、多くを吸収しなければなら ないと思って頂ければ幸いです。 ちなみに、「横浜市」は政令市ですので「市役所で働く=区役所で働く」 にもなります。
19歳、公務員です。 地方公務員、国家公務員、国会図書館、裁判所事務官などを受験しました。 教養試験はすべてパスしました。 ①地方上級と初級の問題を見比べると分かりますが、上級の問題は法律系も多く、難易度も高めです。 ですが、給与面では間違いなく上級のが良いです。 ②大原は、専門学校です。ですが、卒業時には「専門士」の資格が取得でき、大卒区分も受験できます。 ③日大、東海大でも頑張ればなれると思います。 ④法学部が有利だと思います。 ⑤給与・昇進の早さですかね。。。もし転職する場合にも、大卒の方が圧倒的に有利だと思います。 しかし、大卒の場合、年下の高卒の先輩にずっと敬語を使うことになります。 ⑥本屋さんで「公務員試験」(なければ、就職活動関連の近くにあります)の棚で探すのが1番早いです。 個人的に、公務員をしていて思うのは大学には行っておいたほうがいい、ということです。 私は家庭の都合もあり、進学せずにいきなり公務員になったのですが、 やっぱり大学の4年間は貴重だと思います。
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