「協調性はありますか？」転職活動での面接でこのような質問をされました。

Question

「協調性はありますか？」転職活動での面接でこのような質問をされました。ありますと答えたもののその先が続かず、ちゃんとした理由がでてきませんでした。
私は大学のころサークルに入っておらず、中学の頃バレー部に所属していたくらいです。
大学のゼミには入っていたのですが、私はみんなをひっぱっていくタイプではなく
みなの意見をまとめて「こういうのはどう？」と提案したりすることが多かったのですが、
これでは自分の意見がないようにも思えるし、協調性の問題とは少し違うのかなとも思います。
みなさんはこのような質問をされたらどのように答えますか？
協調性というとサークルや部活を例に答える方が多いと思いますが、何も入っていない方は
どのような答え方をしていますか？
ご助言、よろしくお願いいたします。

Answer 1

「協調性」の意味合いは、応募する企業によって微妙に異なります。
チームワークを大事にする会社・・・仕事の分担に対する責任感と周囲との意見調整能力。場合によっては多少嫌なことでも我慢する忍耐力も求められる。
保守的で「和」を大切にする会社・・・異端児的な発想や革新的な行動は受け入れられない社風。伝統的・権威主義的あるいは教条主義的管理体制の場合。
極端な例ですが、応募した企業の業態や考え方、社風や経営方針によって相手の担当者の欲しい解答は違うと思います。
但し、あなたの「ゼミには入っていたのですが、私はみんなをひっぱっていくタイプではなくみなの意見をまとめて「こういうのはどう？」と提案したりすることが多かった」と言うのは立派な協調性です。
メンバーが主張する様々な方向性の要素を取りまとめて一つの方向に意見を集約する調整力は協調性の一つです。
なお、周囲の楽な方向に迎合することなく、ゼミの組織として有用な目的意識を持って意見集約したことを添える必要があります。
「協調性」と紙に書いて、周囲に連想する体験や言葉を８つ書いてみましょう。その８つを短い文章にしてみましょう。

企業は、「周りと協力して仕事をして欲しい。」「スタンドプレーは困る」「長幼の序は守って欲しい」「傍若無人は困る」「ホウ・レン・ソウ」はしっかりして欲しい」「報告連絡何もない出たきりスズメは困る」という「暗黙知」があります。
一般的に「エースで四番」より、優秀なマネージーャーの方が企業では無難な社員で、人事に好まれます。
とんがって、個性を出して、目立って、頭角を現すのは目指す会社に潜り込んでからですね。