内定者アルバイト 内定辞退したい

Question

内定者アルバイト 内定辞退したい23卒で今年の4月から社会人になるものです。昨年、とある個別指導塾から内定をいただき、9月ごろから内定者アルバイトとして教室で研修をしています。研修内容としては、基本的に事務作業や生徒の安全管理、電話対応などを行なっています。この辺の仕事内容についてはイメージ通りで普通に仕事をこなしているのですが、数ヶ月研修を行なって、教室長のひどい無茶振りに耐えられなくなりました。その無茶振りはいくつかあるのですが、その中でも酷かったことのひとつとして授業に入らされることです。自分は、教育業界にとても興味がありこの個別指導塾を志望し、無事内定をいただきました。ただ、人に教えた経験があまりなく、学力も教えられるほどありません。そんな中、この個別指導塾は講師と教室職員の完全分業制を図っているので講師は授業だけに専念でき、教室職員はアルバイトのマネジメント、保護者対応などの教室運営全般の業務に専念し、自ら指導することはありません。私はこの制度に惹かれ未経験の自分でも教育に携わることができるものだと思っていました。実際、他の教室では自ら授業を行う職員はいますが、一切授業しない人がほとんどだそうです。自分が授業に入らなくてはいけない状況になる理由ですが、教室長が講師の手配を直前までしないからです。私が所属している教室は大規模教室で、生徒数は100名を超えています。にもかかわらず、教室長は授業の当日まで講師の手配を完璧にせず、ほぼ毎回講師が足りていない状況です。そんな時に事務員としている私に授業をさせようとしているということです。教室長は、私が学力的に授業ができないことは理解してくれていますが、お構いなしに授業をさせてきます。急遽、講師が来れなくなったとかで代講するのは仕方ないことだと思うのですが、教室長が講師を手配せず、挙げ句の果てには授業があることを忘れていてその生徒が来て講師がいないこともよくあります。他の教室に数回しか行ったことないので、他の教室はどうなのか確認したところ、どの教室も講師が手配できていない授業はありませんでした。主勤務は他教室で、うちの教室にも週に何度か来られる事務員さんが言うには、他教室の教室長は授業の1週間以上前から講師手配をしているそうです。というかそりゃそうだと思います。
授業の他にも最近の話ですが、入会面談をいきなり1人で全部やらされました。入会面談では、生徒の成績をどうやって上げていけばいいか学習提案をしたり、授業料や授業のシステムについて説明します。もちろん入会面談なんて1回もやったことがないし、1人でできるようになるまでに、他の社員さんは模擬面談で研修を行なっています。うちの教室長は面談に必要な資料を説明し、どういったことを言えばいいかをサラッと言うだけでした。なんとか乗り切ったのですが、ずっと胃が痛かったです。
内定者アルバイトの時点でこんな職場環境っていうのを知った上で4月から正社員として働くのはとても憂鬱です。友達にも親にも相談しました。友達は、自分やったら内定辞退して他のところ探すと言っていたり、とにかく異常だと言っていました。親はとにかく頑張ってみたら？としか言わないです。正直今どうしたらいいかわからない状態なので、是非アドバイス頂きたいです。

Answer 1

むかし塾業界にいたものです。

それは、あなたが自分で決めることですね

塾という仕組みは、小規模な拠点をいくつも展開して事業化していきます
その拠点のひとつひとつに一定の数字を維持できる親分がいて、そこに見習いは配属される。

親分は極論を言えば「生き残った人」というだけで、とくに画一化されているわけじゃない。いろんな人がいろんなやり方で拠点を守っている

親分の一番わかりやすい考え方は「自分と同じ人間を一人作ればいい」ということです。自分のもてる技をすべて伝えて、自分と同じパフォーマンスが出来るようになれば、見習いも拠点を持てるであろう。

だから、単純にどれがいい、どれが悪いとは、同じ塾業界にいた人間として思いません。親分が見習いを一人前に仕上げるにあたって、何をどうするかは拠点によって違うからです。

ただ、見習いのあなたにとっては大問題だ。

塾業界の合う合わない、仕事のできるできない、というよりは、親分と同じ人間になれるかどうかで先行きが決まりますからね

だから、ダメだと思えば、辞めたらいいと思います。

塾屋ってラーメン屋みたいなもんなんですよ

カリスマ山田拓美の元で修行を積み、全国各地でラーメン二郎の看板をあげる直系の弟子がいる。

あなたは、その直系の弟子の元に見習いに入る

ラーメン二郎はそれぞれ独立してやっているけど（各店に資本関係が無い）、塾組織の場合は、それぞれが同一の資本でつながっているが、校舎単位では独立に近い

そういう、独特の組織形態を持ちます。

だから、大きな会社に入社したと思っても、校舎という拠点のたった一人の教室長の元で、その人になるべく修行をする。

そういう仕組みの中に、今あなたはいるのです。

だから、進退は、おそらく他者にはその業態がわからないと思うので、自分で考え、自分で決めなきゃいけないのです。

その、「一般の会社と少し違うからね、自分で決めなきゃいけないんだよ」というところだけが、私のできるアドバイスです。