自衛隊には部内幹部という、下っ端から飛び級して幹部になる制度がありますが、警察、消防、海上保安庁などにもこのような制度は…

Question

自衛隊には部内幹部という、下っ端から飛び級して幹部になる制度がありますが、警察、消防、海上保安庁などにもこのような制度はありますか？

補足

部内幹部というのは、叩き上げという意味ではありません。

叩き上げというのは、一番下から階級が始まって1つずつ階級を上げていき、准尉から3尉へと昇任した人のことです。

部内幹部というのは、一番下から階級が始まって、自衛隊の内部試験をクリアして曹から一気に幹部へと昇任する制度のことです。

Answer 1

警察、消防、海上保安庁に、自衛隊の部内幹部候補生課程のような制度はありません。
ただし、警察と海上保安庁は採用区分によって幹部からスタートします。
警察では国家公務員総合職試験に合格し警察官として採用されると警部補という初級幹部からスタートします。
海上保安官も海上保安大学校に合格し、４年間の教育を終えると三等海上保安正という初級幹部からスタートします。
消防は採用区分に関係なく、一番下の消防士からスタートします。
ただし、消防学校での教育期間や昇進年数に差を付けているところもあります。

Answer 2

消防に飛び級制度はありません。

一つずつ、昇任試験に合格していくのみです！

警察は採用の時点で昇任のスピードが変わってくると思います！