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ありそうで存在しない仕事? 昔の漫画で見かけた光景、実際にあるのでしょうか。奴隷が棒を押して回る、自転車を漕いで発電する、どこにでも付いてくる執事、校長以上の権力を持つ理事長や生徒会長、私設の軍隊、etc
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「奴隷が棒を押して回る」についてだけお話しますね。 この棒回しを有名なものとした映画『コナン・ザ・グレート』ではその意味・目的について語られていませんでしたが、ゲーム『コナン アウトキャスト』ではこれを「苦難の輪」と名付け、「捉えた人間を奴隷として従属させる拷問具」、「無為な重労働で心を折るためのもの」と定義しました。 (これに従うなら、『コナン・ザ・グレート』で最後までこの輪に残った主人公コナンは「たくましく生き残った(他の奴隷は皆死んだ)」のではなく、「最後まで心からの服従をすることはなかった(他の奴隷は皆もっと早くに屈服した)」ということになりますね) 私たちの世界では「奴隷が棒を押して回る」のは過去に実際にあった仕事です。 ローマのコロッセオには野生動物用の昇降機が存在していて、この動力として人間を使っていました(紀元80~523年)。 垂直な回転軸でロープを巻き取ることで、回転運動を上下の運動に変換したのです。 近年の再現では一基あたり四人がかりで300kgを昇降できたそうですよ。 また、製粉がサドルカーン【古代エジプトで使われていた石皿型の製粉臼】から回転石臼に代わり、その後大型化して自然動力(水・風力)を利用した碾臼が普及するまでの間(いずれも紀元前。サドルカーンは紀元四世紀にはほぼ完全に廃れ、水力碾臼の登場は紀元三世紀半ば。)には、畜力(馬・ロバ)を使用したものもありました。 懲罰として、あるいは馬やロバよりも安かった場合にはそれらの代用として奴隷人力が選ばれた可能性もあるでしょう。
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