現代は自動車が安価になりましたので、小型特殊自動車免許は、殆どメリットのない種類の免許になってしまいましたね。でも、昔は相応に便利な免許で、だから高齢者には意外と、小特の所持者は多いんですよ。 ・満16歳から取得できる。 ・技能試験が無い。 ・農機としての小型特殊自動車は、自動車に比べ単価も維持費も安い(安かった)。 ・農機としての小型特殊自動車は、速度が出ないだけで、軽トラ程度の運搬能力はある。 ・小規模農家の多い日本では、大特が必要な農機を運用する機会はあまりない。 こういう特性があるので、貧しい時代の日本の農家では、取得に費用も手間もかからず、安価に農作業の機械化ができる手段として、歓迎されていたんです。 でも今は、普通自動車免許の取得にさほどの苦労がある訳ではなく、農機と軽自動車の価格差も小さくなりました。また、農業人口の減少で作物や材料などの運搬をする距離は増大しているので、小型特殊自動車だけでどうにかなる時代ではなくなりました。就農者がほとんど普通免許を取ってしまうので、わざわざ小型特殊自動車免許を取る価値は失われています。 なお、農機以外にも建機などに小型特殊自動車はありますが、建機は殆ど車両登録をしていないので、そもそも公道が走れず、運転免許は必要ありません。よって、建設業関係者は、取るなら大特になります。
なるほど:2
学科だけでトラクターとかコンバインが運転できる。 農業者のためですね。
別に特殊自動車を運転したくて取るんじゃないよ。トラクターを車庫から畑や田んぼまで移動させるのに必要だから取るんだよ。
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