ファンダム活動をしていることを就活でアピールに使う方法はないですか？

Question

ファンダム活動をしていることを就活でアピールに使う方法はないですか？学生時代にSNSでKPOPアイドルファンを集めて一緒にアイドルを応援する活動をしていました。具体的には投票、ストリーミングパーティーの企画、SNS投稿などです。
そのとき私はフォロワー、果ては業界の方も巻き込んであれこれアイデアを出して企画する担当のひとりでした。

アルバイトのほかに1日に何時間もかけてこの活動に取り組んでいて、間違いなく学生時代に力を入れたことはファンダム活動になるのですが、人事の方にこの話をしてもただの趣味だと思われているのか、あまり関心をもって聞かれず、なかなかいい成果を得られません。
ですが、このファンダム活動では毎日不特定多数とコミュニケーションをとったり、海外のファンやラジオ局の方と交流できたり、韓国アイドル事務所のようなファンマーケティングの考え方など、得られたことはたくさんあります。

どうしてもこのことを自身の強みやガクチカにしたいのですが、あまりファンダム活動について知られていないこともあり伝わりません。なにかいい切り口はありませんか？それとも、オタク的なエピソードは就職活動には使えないのでしょうか？

Answer 1

そのファンダム活動で得た力を、入社したらどう役立ててくれるかわからないから、いい成果が得られていないかもしれません。
アイデアを出して企画する力は、入社後どのように役立てていきますか？この力や経験で、あなたはどう会社に貢献していくのか。
これを上手く言語化できたらいいと思います。

学んだことが、
「毎日不特定多数とコミュニケーションをとったり、海外のファンやラジオ局の方と交流できたり、韓国アイドル事務所のようなファンマーケティングの考え方など」
とのことですが、これは、ただの感想に近く、それ以上学びが必要なんです。
韓国アイドル事務所のようなファンマーケティングの考え方は、ビジネスモデルが分かったみたいな話で、自分の何の足しになったのかが疑問です。ビジネスモデルが分かったから、何が良かったんですか？その先の回答が欲しいんだと思います。
まあ、あまりこの話はしない方がいいと思います。ただし、それが役立ちそうな会社なら、この話をした方がいいかもしれませんが、専門的な知識を持っている人の前で話せるほど自信があるなら、です。

毎日、世界中のファンとコミュニケーションをとってきた中で、あなたは何を学んだんですか？
外国語ですか？相手と上手にコミュニケーションする方法ですか？
あなたがやってきた経験だけが伝わっている状態で、その先の学びや気づきをもっと深く考えてみてください。ここに書いてあることだけでは、足りません。
また、この活動で学んだこと、得た能力は、他のどんな場面で発揮、役立ちましたか？

もしかすると、話がざっくり過ぎるのが伝わらない原因かもしれません。
あなたがずっとやってきたファンダム活動全体にフォーカスを置くのではなく、ファンダム活動の中で一番大変だったことや印象的な出来事など1つのエピソードに絞るといいと思います。ストリーミングパーティーを企画するとき、とかに絞ってみてください。

一人ではなく、複数人でやられていたんですよね？だとすると、仲間同士の意見が合わなかったり、予定通りに他の人が動いてくれなくて大変だったとかあると思います。その時に、あなたはどのように行動していましたか？再発防止に努めましたか？こういうのもネタになりますよ。
上手く繋げて、学びや気づきにしてください。

参考までに、私が一部の企業で使っていた自己PRです。
「先を見据えて準備する力が私の強みです。2年次のゼミ形式の授業では、「AI時代の新たな教育」というテーマを設定し、プレゼンテーションを行いました。新学期が始まり、他の授業で時間が確保できなくなることを想定し、春休みを中心に準備を進めました。AIに関する本を4冊読んだり、インターネットで情報を集めたりしました。そのおかげで、構成が早く完成し、教授からフィードバックを貰う時間を確保することができ、より濃いプレゼンテーションの完成に繋がりました。貴社でも、この強みを生かし、しっかり準備しながら計画的に業務に取り組みます。」

最初の一文目は、強みを先に言ってしまいましょう。就活性の鉄板のようなワードではなく、自分で考えた言葉でも大丈夫です。
二文目以降は、いつ、何をどのように工夫して取り組んだか、その結果はこうで、自分はこんな力を身につけた、学んだのか、というように文章を構成していくといいと思います。

あとは、大学生活で何をやってきたのかが知りたいので、ファンダム活動と大学生活が結びついないのが、ただの趣味に思われている原因かもしれません。
ファンダム活動で得た力や学んだことが、大学の授業や、アルバイトでもいいと思うので、こんな場面で活かされたという話をすれば、大学生活とも結びつき、興味を持ってもらえるかもしれません。

きついような言い方になってしまっていたら申し訳ありません。きっと、凄いことをやられてきたんだと思います。だからこそ、分かってもらえないのが、すごくもったいないと思うんです。
今の話し方だと趣味に見られてしまっているだけで、内容を工夫すれば学生生活で頑張ってきたことだと認めてもらえると思います。
頑張ってください！応援しています！