解決済み
高校2年生女子です。私は将来水族館のイルカショーのトレーナーさんになりたいと小学生の頃からずっと思ってました。イルカの可愛さ賢さ健気さ全部が可愛くてそれを最大限に発揮できてイルカと楽しそうに仕事をしているトレーナーさんが輝いて見えて、ずっとなりたくて、でも『イルカの追い込み猟など、イルカを捕まえたあとそのイルカが調教できるかどうかはトレーナーが判断して無理そうなイルカは殺してしまう。水族館はあるべきものでは無い。』などの発言があるのを恥ずかしい話ですか最近知りました。絶対今仕事をしているイルカのトレーナーさんはイルカが大好きで仕事をしているはずです、調教できない子を判断して無理なら殺してしまう、そんなことできるはずがありません、この情報は本当なのでしょうか、長文申し訳ありません。ちなみに見た記事はヴィーガンの人達の記事やYouTubeなどで見ました。
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現在イルカの飼育員をしているものです。 まず、ドルフィントレーナーという職に憧れ、夢を持っていて下さり嬉しく思います。 本題ですが、その記事の内容は完璧に当たっているでも間違っているでもない情報です。話すと長くなるのですが… 「イルカの追い込み漁でイルカを〜」 ですが、大前提として残念ながら、イルカの追い込み漁は食糧を調達する為に行なっているものです。他の魚と同じく漁師さんが行う漁(食糧調達)です。 追い込み漁をしていて問題になっている和歌山ですが、イルカを食糧の為捕獲している地域は全国に今でも沢山あります。 では、なぜ和歌山だけが問題になっているか?それは「追い込み漁」をしているのが和歌山だけだからです。どういうことかと言いますと、追い込み漁というものは他のイルカ漁とは違い、生きたまま捕獲をします。 そして捕獲されたイルカから水族館職員は自分の施設にお迎えしたい個体を見つけます。 その他の個体は肉になります… これが数年前までの日本の水族館のイルカを購入する流れでした。それが世界的に問題になり、現在はJAZA(日本動物園水族館協会)に加盟している園館はこの方法での購入ができなくなりました。そのため近年はどの園館も繁殖に力をいれています。ちなみに、繁殖で産まれた個体が調教に向いていなくても勿論殺すことはありません。ただ、水族館という場所は役割として ①研究②教育③種の保存(繁殖等)をしないといけないので研究や繁殖を主に任せられる個体にはなると思います。 飼育員にならないと知り得ない、話せない情報も沢山あるので、全体の3割くらいしかお話できてないですが、だいたいこんな感じです。 ただ個人的な意見としては、イルカも魚も他の動物も命は平等だと思っているので、イルカだけ叩かれているのは疑問を感じます。 しかし、勘違いしてもらいたくないのは働いている職員は動物の命を預かっている以上、命を粗末にすることはありませんし、誇りを持って仕事をしています。
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こう言った、過激反対派団体の言う事は1000倍大袈裟に考えて良いとは思いますが、実際の所動物園のキーパーさんと話をしていると、動物の生きし にの問題は常にジレンマはあるみたいですよ。 動物園だから生餌をやらなければいけない事もあるし、小動物のふれあいで、ある程度亡くなってしまうのが解っていてひよこふれあいをやって、時には弱った個体を生餌にしたり、考え出したらキリがないです。 私も牛や豚がが大好きですが、美味しく頂くし、外野が何を言ってもやりたい事をすればよいのかな?と思っております。 ちょっと話題から外れますが一つアドバイスです。 希望者の人数は違えど、毎年東大なら何百人、プロ野球選手でも100人以上の募集があります。 一方、動物園の飼育員は空きが無いと募集が無く、せいぜい一年で十数人から良くても数十人。 東大に入るよりプロ野球選手になるよりかなり門戸が狭いと思って下さい。 相当な努力と運とタイミングすべてを持ち合わせないとなかなか入れない業界ですので、諦めず頑張って下さい!
夢を壊すようで大変申し訳ないのですが、日本で飼育されている小型鯨類(イルカ)の半数以上は、和歌山県の追い込み漁によって捕獲されたものです(2015年5月の産経新聞調査に基づく)。 小型鯨類の生体を入手するルートは主に3つあります。 ①繁殖させて個体を増やす ②追い込み漁により捕獲された野生個体を購入する ③海岸に座礁したり混獲された個体を水族館が保護する しかし①については繁殖のために雌雄のペアを導入しなければならないこと、繁殖のための知見が必要なこと、繁殖用プールを設置する必要があること、繁殖のためのコストが大きくなるなどの問題があり、小型鯨類の繁殖経験がない水族館がほとんどという状態になっています。 また③についても水族館側に連絡が来た時点で受け入れ体制が整っていないことが多く、そのまま海へリリースされるケースが多いようです。 すなわち、②の方法が安定して比較的低コストで小型鯨類を導入できるというメリットがあるため、この方法によって個体を導入している水族館も多くなっています。 具体的な発注から到着までの流れですが、まず水族館側が追い込み漁の業者に対して必要な頭数と受け入れ可能日、種、希望雌雄などを報告します。発注を請け負った業者側は、追い込み漁当日に追い込んだ個体のうちの全頭または数頭を隔離し、グレーのシートの下に誘導されます。 隔離した後は、ダイバー(後述)が希望条件にマッチする個体を選別し、該当個体を担架で吊り上げ、輸送用のトラックが到着するまで港内の生簀で仮飼育されます。そしてトラックが到着した際に、再度担架で吊り上げて搬入します(このトラックについては水族館が自前で用意する場合もありますが、多くの場合は輸送業者に委託されるようです)。 そして、選ばれなかった個体はそのまま食用として屠殺されます。 このダイバーがどこの業者のものなのかについて和歌山県太地町に対し情報開示請求が行われたことがありますが、太地町からの返答はほとんどが黒塗りで、取材も拒否されており、その正体については今もなお謎に包まれています。同一と思われる人物が連続して目撃されていたりすることなどから、太地町立くじらの博物館や太地町イルカふれあい施設の飼育員ではないかと噂されています。 しかしこのダイバーが誰であったにせよ、個体を発注した水族館側も間接的に関与しているという事実に変わりはありません。 もしもドルフィントレーナーが現地で直接選別しなければならないという方式であったら、結果は変わっていたかもしれませんね。しかし多くの場合発注の判断を下すのはもっと上の立場の人(館長さんとか)なので、ドルフィントレーナーには指揮権がありません。 館長さんがイルカを増やそうと思えば、イルカを発注してドルフィントレーナーを新規で雇う、ただそれだけです。 ここからは完全に私見ですが、ドルフィントレーナーの方々も、この現状に不満が全く無いわけでは無いと思います。しかしながら水族館以外で海洋動物に関わることができる仕事は非常に限られており、そもそもドルフィントレーナーだって狭き門なのだから、それを辞めるというのはリスクが非常に大きいことです。 そういった現状も相まって、辞めるに辞めれない状態になってしまっているのだと思われます。ドルフィントレーナーから繁殖について企画・提案しても、コスト面を理由に断られる可能性が高く、仮に検討されたとしても、コロナで経営難を抱えている現状では後回しにされたままいつまで経っても実現されない状況が続いているのではないかと推測します。 とはいえ、そういった現状を変えていくには飼育員でしかできないこともあります。飼育員でありながら、不当な待遇などの内情を告発している方もいらっしゃいます。逆に無関係の人間があれこれ内情を暴露しても信用されないケースが多いです。 かく言う私も子供の頃は今の仕事と全く異なる分野に対して願望がありましたが、質問者さんのように「裏側」の実態を知ってしまい、その道を進むのを辞めたという経緯があります。しかし今の仕事に対しては大して意欲も湧かず、素直にもとの道を進んでいけば良かったと後悔しています。 仕事選びにおいて結局一番重要なのは、何をすべきかではなく何をしたいかであり、何をすべきか判断するのは就職してからでも遅くないと思います。コロナやアフターコロナにおいては全く新しい戦略が採用されるケースもあるのだから、現状だけをみて仕事を選ぶのはもったいないと思います。 私としてはむしろ、追い込み漁の実態を知ったからドルフィントレーナーの夢を諦めるというのは、ただ現状から目を背けて逃げているだけに見えます。それでは現状は何も変わりません。現状を変えていくには、自分から当たっていくしかありません。 そういった意味でも、質問者様には絶対に夢を諦めてほしくないと思います。 以上駄文失礼いたしました。
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イルカを捕まえたあとそのイルカが調教できるかどうかはトレーナーが判断して無理そうなイルカは殺してしまう → イルカ1頭を捕まえるのにかかる労力とか考えると、そんなムダなことをするかなあ。 1億歩譲ってイルカの話が事実だとしても、水族館全体の話に結びつけてる時点でめちゃくちゃうさんくさいです。 水族館にイルカしかいないと思ってる無知なヒトか、イルカ問題を水族館全体に広げようとしてるこじつけ野郎のどっちかでは? 海外の団体がどうとかいう意見があるみたいですけれど、動物との関わりって伝統と切り離せないから、外国のクレームにあっさり従うのは文化の否定になると思いますけれど。 ヴィーガンとか名乗ってあれこれ否定するヒトたちって、特に日本だと文化的背景を無視してる場合が多いですよ。
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