介護職二年以上経験されている先輩方に質問させてください 声掛けってどう増やしていきましたか？

Question

介護職二年以上経験されている先輩方に質問させてください

声掛けってどう増やしていきましたか？ニチイで初任者研修を受講している際、頻繁に「～な声掛けをしましょう」という文言を教科書で見かけました。
特に具体例がないためパッとイメージができません。

今のところトライアンドエラーで増やしていくしかないのかな、と思ってます。
...人相手なのでうかつにトライアンドエラーできないのが難しいとこですが。

基本認知症の方相手なのですが、色々試してみても帰宅願望を煽ってしまうばかりです。
そう遠くないうちに排泄介助も始まるので、羞恥心を刺激しない声掛けってどんなんだろうとか悶々としてます。先輩職員の見様見真似でチャレンジしてますが、うまくいかないときもありほんと困ってます。

Answer 1

声かけする際は業務のようにならないようにします。急かさずゆっくりとした口調、柔らかい声、程よい声量、なるべく会話に抑揚をつけて声かけをします。
トイレ誘導の場合「時間だからトイレ行きますよ」はNGです、介護職員都合の声掛けになっています。
周りのご利用者にも聞こえるような声掛けも羞恥心を刺激してしまうため、程よい声のボリュームで話しかけます。自分またはご利用者のお腹をポンポンと軽く触れてジェスチャーを行いトイレに行く意識を向けたりしています。

拒否のあるご利用者の場合は、トイレ以外の話題からスタートしても良いです。「あそこに素敵な花があるので見に行きませんか？」等別の用事で席を立たせ、見てもらってから「席に戻る前についでにそこのトイレ行きませんか？」「しばらくトイレ行ってないのでお腹痛くないですか？」等ご本人が立ったついでに行けるように声をかけるようにしています。

おむつ交換の場合
ベッドで寝ている方がほとんどだと思います。
まず声をかけて遠くから視界に入りご利用者に部屋に入ったことに気づいてもらう。毎回自己紹介しても良いでしょう「こんにちはAさん、〇〇（職員）です。当て物の交換に来ましたよ、お手伝いさせていただきますね」等伝えてから交換中も自分がこれからすることを伝えながら不安を感じさせないようにすると良いです。

ご利用者によってやはり違いはあるので相手の性格を理解した上で工夫して見ましょう！

【余談】
認知症の方の関わりはユマニチュードを学んでみると良いです！
イヴ・ジネストさんの動画をみて感銘を受けました。YouTubeにもニュース動画があるので是非！

Answer 2

認知棟で働いてます。
うちのフロアでは言っても分からない人がほとんどなので、介助時の声掛けはまぁ、一応ってかんじで今からやることを事務的に言うだけです。
介護士としてはマイナスと思ってますが、人員不足のため仕事量も多く、正直なところ、理解しない人相手の声掛けにはあまり時間をさきたくないためしない人もいます。声掛けをすることによって多少介助が軽くなる人や、自分でやってくれるような人にはしますけど、例えば声掛けをすることによって拒否が出る人もいるし、そこは臨機応変です。
個人的には声掛けは自分が介助をするのによりスムーズにできるようにするっていう考えでしかないため、増やしたりっていう感覚はないです。

Answer 3

普通の事普通に話す。高齢者やからとか認知症やからと先ず考えないで話してみては？パーソナルエリアに入る時、関係性が出来てない時は、普通に天気でも気温でも体調でも話して良いと思いますよ。

Answer 4

声掛けで、大切なこと。

私の好きな言葉に「手当て」というのがあります。
人の手の温もり、そっと両手で、人から優しく自分の手を覆われた時の、温かいその温もりにホッとすると思います。

言葉にもその温もりってとても大事で、目を合わせながら、ソッと背中にでも手を当てながら、「今日のご飯如何でしたか？」って、言われれば、「美味しかったよ」って、笑顔で答えてくれる。

「今日のお天気は、どうかな？」
「今日のお風呂はどうでしたか？」
「お洋服綺麗ですね。」
「おトイレに行かれませんか？」
「ご一緒いたします」
「今日の〇〇さんの笑顔とても良いですね」
「もう一口、如何ですか？」
「お飲み物、何が良いですか？お茶？珈琲？」

温もりある言葉は、意識しないと出なもの。

周りが忙しくしていても、あなたが側に居たら時がゆったり流れる気持ちにさせる。そんな言葉。

でも、周りを気にしながら、アンテナを張り、対応する。

そんな対応が出来てくれば、一人前の介護職だと思います。

言葉に温もりを。。。