先ず,司法試験には受験資格がありますので,中卒や高卒では受験できません。受験資格を得るには,法曹コース(法学部3年+法科大学院2年)又は, 法学部4年+法科大学院2年で,翌年春に卒業見込み者が受験できます。 勿論,他学部+法科大学院3年でも受験可能です。もう一つのルートが,司法試験予備試験合格です。この試験に合格すれば,法科大学院に進学しなくても受験資格が得られます。予備試験は受験資格がなく,中卒でも受験可能で,最年少合格は高校3年生です。 >大学法学部卒業→法科大学院進学→司法試験合格→検察庁入庁→研修を経て検察官を選択 これは大間違いです。正しくは, 司法試験の受験資格を取得をえて,司法試験に合格後に,1年間の司法修習中に,検察教官に任検希望を表明し,教官から推薦を受けます。 最後に司法修習生考試(二回試験)に合格すれば,目出度く任検と相成ります。 尚,司法修習中,一日の講座が終了後,任検志望者に対するガイダンスが行われ下記の説明を受けます。 ・採用数は大体毎年70名程度 ・検察修習での成績を最重要視する。 ・次に検察起案,刑裁起案,民裁起案の順で考慮する。 ・各地各クールの検察修習1位と大規模庁の優秀者だけでも250人 近くいるので,結局,決め手になるのは加点要素。 ・司法試験の受験回数や順位も加点要素。 ・年齢は,おおむね30歳を超えていれば減点要素。 ・7月中旬までに,検察教官に対し志願表明をする。これを受けて, 教官会議で被推薦者を決定する。 ・全クラスの志願者データを持ち寄って検討するので,クラス割当枠 はない。女性枠もない。 ・被推薦者は,事実上の内定。その後一応,12月上旬に法務省で面 接を受ける。 ・どれだけ優秀であっても,アピールしないものに対して声をかける事は無い。 現在,任検希望者は非常に多いので,学歴も大事ですよ。又,司法試験受験資格は,5年で5回までしか受験できませんので注意しましょう。
旧帝大とかざらですね。 あれは警察官ですよ。
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