給与未払い 支払い督促

Question

給与未払い 支払い督促給与未払いで、勤めていた会社に支払い督促を送ろうと思ってます。

もし、裁判所で判決が確定し強制執行が可能になった場合について質問させて下さい。

私が勤めていた会社は、社員は全員解雇されたため、現在、取締役が二名いますが、会社には代表取締役が独りしかおりません。

会社は、貸しビルに入っており、持ちビルや不動産や資産、運転資金と言えるものは全くなく、会社の口座にも、もしかしたらちらほら取引先からの入金があるかもしれませんが、すぐに自転車操業の運転資金に使われてしまうと思うので、ほとんど残高はないと思います。

このような状況で、勤めていた会社から、未払い給与を回収する方法を探しています。

例えば、取引先数社に連絡し、売掛金を抑えるなどなど・・・

どのような方法が考えられるでしょうか？

また、差し押さえた会社の口座に現在お金がないとしても、今後、半年後や１年後、なんらかの入金があれば、それを回収したり出来るのでしょうか？なんとなくですが、裁判で判決が出たら、社長は口座のお金を別の口座に移して資産を守ろうとするのではと考えたりします。

また、社長は取締役の関係のある仕事で毎月収益をあげています。

どうか、お知恵をお貸し下さい。

補足

私のような、未払い給与のための支払い督促は、法人が所有する財産のみになるのでしょうか？それとも、その法人の代表取締役個人の資産にまで及ぶのでしょうか？

Answer 1

基本的には、株式会社のように役員が有限責任であるものは、法人（会社）の債務を、個人が保障することはありません。
これに対して、（今では少ない会社形態ですが）合資会社合名会社の役員は、無限責任社員であるので、会社の財産を以ってしてもﾍ弁済しきれない債務について、責任を負うことになり、個人財産にも及びます。

基本的に、というのは、実際に会社の運営状況をみて、法人格を利用して個人の裁量で経営している（言ってみれば、八百屋が株式会社組織になっているようなものがそうです）ような場合は、有限責任性を濫用したものとして、会社の法人格を否定して会社と同一であるとみなされる実質的経営者の財産からも債権の回収を図ることがあります（法人格否定の法理）。

そこの判断は、素人判断に頼らず、専門家のアドバイスをもらうほうが確実でしょう。

また、差押をしたい、と考えても、「何を差し押さえるのか｣財産の存在をはっきりさせてからでないとできません。
「もしかして、調べたら何かあるかもしれないから、あったらそれを差し押さえて」などという申請はできません。

売掛金がわかるなら、相手先法人・金額を明示して裁判所に申立てはできると思いますが、自分で勝手に相手先に請求して抑える、というのは無理です。犯罪になってしまいます。

それと、口座を差し押さえておいて、あとからそこに入金があったら、そこから回収、というのもできません。
口座の差押は、あくまで手続きした時点での残高についてのみです。後からの入金は名義人の自由です。

最初から差押の裁判を起こすというのは、素人が自分だけでやるのは難しいです。

最初は普通に支払い請求。
それでダメなら、（よほど未払いが高額でないかぎりは）小額訴訟でカタをつける。
という流れになるのではないでしょうか。

ところで
以下の手段は全部ペケです。（この人は、毎回、このくだらない項目の類を書いていますが、本気なんですかね？）無意味な回答を書き散らすのは、本当にやめてもらいたい。
経営者の私財差し押さえ。
経営者の臓器提供、売買。
経営者の家族の人身売買。
経営者に個人的借金をさせ払わせる。
経営者の生命保険の使用。

Answer 2

支払い督促は裁判ではないから「判決」はでませんが。
※意義により裁判に移行すれば別。

〉取引先数社に連絡し、売掛金を抑えるなどなど・・・
売掛金を抑えるのは可能ですが、裁判所に申し立てて、裁判所から書類を送達してもらうのです。

貸しビルなら保証金もあるでしょうし。

〉法人の代表取締役個人の資産にまで及ぶのでしょうか？
個人とは別人扱いだから「法人」と言うんですよ。

Answer 3

経営者の私財差し押さえ。
経営者の臓器提供、売買。
経営者の家族の人身売買。
経営者に個人的借金をさせ払わせる（場合によっては闇金などになるかもね。）
経営者の生命保険の使用。

結構手段は残されてますよね。