この問題の選択肢は出発時刻ですが、計算すべきは(火曜日の)登校に掛かった時間です。 なぜなら、到着時刻が分かっている訳なので、登校に掛かった時間さえ分かればよいのです。 (また、水曜日は火曜日より6分だけ移動時間が短いことも読み取れます。あまりこの時点では関係ない話ですが…) そこで、火曜日の登校に要した時間を t(単位は分、t<30) という変数で表現します。 移動時間を知りたい=道のり/速さ/時間の関係を使うと考えて、 便宜上、ここで3つの定数を定めます。 L:家から学校までの距離(≠0) V:歩く速さ(毎分)(≠0) U:走る速さ(毎分)(≠0) これらの変数を用いると、 月曜日は移動に30分かかっているので L=30V ・・・① 火曜日はt分掛かっており、また、そのうち(t-5)分歩き、5分走ったので L=(t-5)V+5U ・・・② 水曜日は(t-6)分掛かっており、また、そのうち((t-6)-15)分歩き、15分走ったので L=(t-21)V+15U ・・・③ と式で表現できます。 ここからが問題で、4つの文字がありますが、知りたいのは t だけです。 本来は4変数3式では答えは不定となりますが、L, U, Vをtを用いて表すことを考えます。 (厳密にはL, U, Vは明らかに情報不足のため不定ですが、その"てい"で計算していきます) Lを消去します。 ①-②より、 0=(35-t)V-5U ・・・④ ①-③より、 0=(51-t)V-15U ・・・⑤ ④×3-⑤より、 0=(54-2t)V ここで、歩く速さVは0ではないことから、両辺をVで割ると、 0=54-2t よって、 t=27 したがって、火曜日は登校に27分掛かったことから、 午前8時3分に家を出たことが分かります。 (追記) 実は、もっと簡単に計算?できて 添付画像のようにグラフで表現すると…
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