そもそも、大手の鉄道事業者はその設立の初期からデベロッパーが本業であって、鉄道インフラの経営じたいは主柱とはいえないので、大手の鉄道事業者に就職するにあたって鉄道輸送の将来性だけを云々するのでは、業種研究としてはお粗末ですよ、失礼ながら。 >鉄道利用客数は戻るのではないかと考えています。 そもそも、利益率と客数は単純な相関性を持ちません。 少なくとも日銭の入る鉄道会社のような業態はキャッシュカウですので、そっちと勘案して見るべきですし。 むろん、就活を考えようってお歳の人にとっては、社会や経済の以前に、この3年間の出来事が驚天動地だったと感じるのは仕方ありません。 決して説教するわけではなくアドバイスなのですが、リモートワークなんて矮小なトピックだけを基に決めるの?、スマホネイティブ世代にとっては絶対的な因子に見えてるだけじゃないの?、というのが正直な感想です。
なるほど:1
今のままの延長線上に未来はないですね。 >コロナが収束(10年以内と仮定)したら、鉄道利用客数は戻る この前提としたら「昭和」から続く、みんなで同じ時間に同じ場所に集まってそこで仕事して、定時に帰るかまたは残業して一杯やって帰る。 これが未来永劫に続くっていうことですかね。 スマホは、昭和の時代はなかった。 そのスマホによって社会は変わった。 でも、働き方は永遠に昭和を継承していくんですかね。 なぜここだけ変わらないんですか? 他は「昭和」からどんどん変わっていっているのに。 テレワークなどは、沈んだり上がったりを繰り返して、だんだん定着するでしょう。 キーはデジタル化の推進 そうなると、鉄道会社もそれを見据えて考えないといけない。 もう鉄道を動かしていればいいだけの会社では、未来はない。 「街」を考えるある意味「街」のコーディネータにならないと、未来はない。 GAFAなどが動いている車の自動運転は脅威だと思う。 当然、鉄道の初期と同じように今後解禁とともに、自動運転の事故は多発するでしょう。 鉄道もさんざん事故を起こしてきた。 事故が起きないわけがない。自動運転車も。 それを繰り返す中で精度が上がってくる。 その先は、短距離鉄道なんて使われることはなくなる。 真のドアtoドアができるものに、鉄道が勝てるわけがない。 で、働き方改革も当然紆余曲折しながら進化していく。 ガラケーの様にどんどんいらない存在になる。 でも、そこで「街」を考えていれば鉄道会社も変化に対応できる。 今の「富士フィルム」のような、社名と実態があまり会わない会社になっていくのかもしれない。 デジカメ、スマホの影響で「富士フィルム」のもともとの本業は、消えてなくなった。 でも、存続している。 変化に対応したから。 こういう感じで鉄道会社も変わっていければ、存続できる。 ま、長距離である新幹線とかは残るでしょうけど、利用頻度はどうでしょうね。
なるほど:2
3年前まで東京に暮らし、都内の私鉄に勤務していた者です。 現在は移住して、岡山県倉敷市の元漁村、と言う片田舎に住んでいます。 いわゆる田舎と言われるところは、公共交通機関を大きくは依存していません。 東京までとか、鹿児島までと言ったら新幹線は使いますが、下関だ、神戸だと言ったら、自家用車利用を考えてしまいます。 その大きな理由が、公共交通機関の運行本数の少なさです。 例として、私が住む場所の本数などを上げておきます。 自宅からの距離 直近自動販売機(飲物) : 300m 直近コンビニ : 約1キロ 直近ガソリンスタンド : 約1.2キロ 直近スーパー : 約2キロ 最寄駅 : 約6キロ 最寄バス停本数 : 6時台と7時代は各2本、以降17時台終バスまで各1本 最寄駅列車本数 : 毎時4本(内訳 特急1本、快速2本、普通1本。隣駅までだと毎時1本しかない) 駅まで出れば、山陽本線の大きな駅、山陽新幹線の駅までのバスが少ない本数であっても走っています。 タクシー : 都内で大量に走っている流しのタクシーはいない。タクシーが待っているのは駅前のタクシー乗り場のみ。後は電話で迎車依頼するのみ。 都内ならタクシーなら幹線系道路脇で少し待っていれば、空車が来ます。バスは少なくとも20分前後に1本、多い路線だと7分程度に1本走っています。電車に至っては数分に1本は乗れる電車が来ますから、取りあえず駅や停留所まで行けば、間もなく列車やバスに乗れますし、タクシーも容易に拾えます。 しかし、片田舎ではタクシーに乗りたく、何らかの乗り物(自家用車や原付、バイク)で駅まで出かけないと容易に拾えず、急ぐ時、駅付近に駐車場が無い時はタクシー会社に電話して迎車依頼するしかありません。 バスに間に合わせて乗っても、乗換えのバスとの接続が良いとは限りません。着いたら乗り換える先のバスは出た直後、次のバスまで40分以上、なんてことも良くあることです。 列車もそうです。隣町に行くなら毎時1本、その列車に間に合わせるには、駅に30悲運以上前に着くバスしかない、なんてことは当たり前です。 ちょっと買い物にコンビニにって思っても、そのコンビニまで徒歩で20分なんて当たり前、夕飯の買い出しをするのにスーパーに行きたくても片道2キロ。買った重い荷物を手に下げて歩いて帰る距離ではないです。 片田舎の鉄道が本数が少なく廃線の危機になるのは当たり前でした。 自家用車は一家に1台、ではありません。免許年齢になって免許を取ったら、1人に1台の世界なのです。 田舎の鉄道は、元々車社会の中に入って営業しているのです。乗る人が少ないから本数が減る→本数が少ないから利用しにくいので住民が足に使わない→乗る人が少ないから本数が減るの悪循環なのです。 都内なら駅までの足が例え徒歩でも確保できれば、後は交通機関が運んでくれます。大きめの通りに出れば流しで走っているタクシーを拾えます。 この差は大きいです。どうしても片田舎の鉄道路線は廃線の危機があるのです。 こうした前提を踏まえて先々を想像した時、まず片田舎であれば、貨物輸送が目的の一つになっている鉄道会社は、ギリギリ経営できる可能性はありますが、人輸送が主目的の会社や路線には、先は無い可能性はあります。 ただ都心部のように数分に1本走っている区間については、現在対策(都心部でのワンマン運転や無地の設定、無人運転の可能性)を各社とも進めていますので、先々それなりに需要は確保できる可能性があります。 都心部などの過密社会の場所では、公共交通機関の運転本数が多い上に鉄道網、バス路線網が整備され、自家用車がなくても何処にでも移動できます。 それ故に自家用車を持たない低所得者層も多くいます。公共交通機関がこうした低所得者層の足になれるから、存続できる可能性がまだあるのです。 しかし、片田舎ではそうはゆきません。元々本数が少なすぎて信用されていない車社会ですから、利用者数が減少することはあっても増える可能性はありません。 なので、片田舎の路線は、貨物という需要が無い会社や路線は、淘汰されざるを得ないでしょう。 今後の最も危険になるのは、今40代後半から50代後半のサリーマン、第二次ベビーブーム世代(団塊ジュニア世代)が現行法の再雇用65歳までで20年後、現在噂されている再雇用満了時期70歳化したら25年後以降は、少子高齢化社会の世代がサラリーマン世代になります。 この時代になると、働く人数が大きく減少するので、利用者が都心部とは言っても減少します。と言うか、サラリーマン世代が減るということは、鉄道会社の係員になる社員も確保できなくなる可能性があります。 都心部でさえその利用者数によっては廃駅、廃線が考えられます。ましてや片田舎の鉄道が残れる可能性は、更にその確率が高くなるでしょう。 鉄道にはあるのかどうか、不透明な能が現実です。
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