大学の教員になるためには、いわゆる「教員免許」は、必要とされない。通常大学の教員になるには、次のルートを辿る。大学院博士後期課程満期退学乃至博士後期課程修了→助教就任→専任講師就任→准教授就任→教授就任。もちろん、時と場合によっては、助教を飛ばして准教授就任もあれば、専任講師からいきなり教授就任という人もいる。大学の場合、それまでの各学校とは違って、教育より重点が研究にあるから、「免許」という概念とはなじまないことは当然で、それより教員として重視されるのは、学歴と業績である。大学教員の中には、大学院修士課程どころか、学部しか出ていない人がいたり(大学院博士後期課程まである大学では、学部しか出ていない教員より、教えられる院生の方が学歴が上という珍現象がある。のみならず、博士後期の院生と修士修了でしかない教員がいるという現象は、学歴的には実に滑稽と言わなくてはならない)、業績もごく僅かという人がいることは、コネでなったのかどうか、それはともかく、日本の学問が危機に瀕していることを如実に物語っている。
高卒でもなれます
いま助教授はいませんし,あまり講師も採用しません。 現在は,大学教員は教授・准教授・助教。大学によっては 学位をまだ持ってない若い先生を助手とするところもある。 さて,大学は教育機関ですが,その教育は教員が実際に 実施している研究を元に実施します。3年生後期以降の 講義では,その担当教員の研究内容が反映されたりします。 また卒論・修論は,その先生の今やっている研究テーマの 論文を書いて,学会などで発表しないといけません。 したがって,教育職ではありますが,教員免許は不要です。 大事なのは研究能力。だから教員人事でまず評価対象になる のは,応募者の研究論文のレベルと数です。教育については 意欲や実績で判断します。 また教育の方法も高校までとはまるで異なります。高校まで の教諭は,生徒が理解できるように教えないといけない。 だから教育原理だとか勉強して免許を持ってないといけない。 大学の教員は,学生が理解できるかどうかなんてほぼ興味が 無い。大事なことを伝授することが第一義です。それを 理解できるかどうかは,個々の学生がどういう勉強を自宅で するかに依っているわけです。
大学教授になるには、大学の時の成績です。また、英語の成績も重要です。そして、大学院生になって、定められたスケジュールで修士論文やジャーナルへの投稿が受け付けられた論文が基準に達すると就職のお声がかかります。かからない人はいずれは消えます。また、海外へ行って博士号を取って来ないと教授にはなれない学科もあります。 教員免許はまったく関係ないです。 ただ、私立大学で内部進学者(中高と進学してきた人)の中には、教員免許を大学時代に取った上で、大学院生の時に、系列の私立中学や私立高校の講師をしながら大学院の勉強を続けて、10年後ぐらいに他の大学かその大学に就職をして大学教授になるキャリア形成もあります。
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