大手の場合は入社1年目が空港で勤務して現場を学ばせるところもあるのでGSの仕事をする事もあります。 パイロット資格を取ってからはシフトに入っている場合は飛行機の操縦、スタンバイ番もあり、空港スタンバイの場合は広報活動をしたり社内誌の執筆をしたりします。 自宅スタンバイは寝ていても大丈夫ですw コックピットでは操縦担当とそれ以外の後方支援(無線通信や計器の確認等)と分担して仕事をし、キャプテンとコーパイのどっちがどっちをやるかは搭乗前ブリーフィングで決めます。 必ずしもキャプテンが操縦するわけではありません。 大手航空会社はB777部とかB787部とか機種毎に部署があり、パイロットであるとともに部門長になる方もおり、部下のマネジメントが中心になりあまりフライトされない方もおります。 以前、仕事でご一緒した事がある機長の方は機種部門長をやりながら社内ユニバーシティの教官をやられている方もいます。 また、パイロットは半年毎に審査があり、その審査官をやる事もあります。 本来はCABがやりますが大手航空会社の場合は社内で資格を持った人に委任する形をとっており、実際は社内の人が審査するのでその審査官です。 学問でいうと、英語・物理・数学・法律といったところです。 細かく言うと他の方が書いているような専門分野になりますが、その大前提の知識として先ほどの学問が必要になります。 文系の方は物理・数学に弱い方が多かったりするようで、これを応用した航空力学で苦労される方が多いと聞きます。
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>必要になる学問ですが、簡単に言ってしまえば、広く浅くでしょうか。 航空力学など、皆さんが知っている程度の知識で飛行機は飛ばせますので、 知識よりも操縦技量に重点が置かれます。「飛行機は何故飛ぶのか?」などと 考えながら飛んでいる訳ではありませんので。 航空気象にしろ、予報士の資格など必要なく、予報と現況を元に飛行計画を 立てているだけです。 ひとつ言えるのは何事にも柔軟に対応できる頭の柔らかさと、一点集中型では ないことでしょうか。一点集中型はパイロットに最も向いていないと言われて います。航空適性検査で操縦させながら簡単な計算問題や反方位を聞いたりしているのはその為です。計算に気を取られて操縦が疎かになる受検者もいますので。 パイロットには自宅スタンバイはありません。前便遅れによるパイロットの 到着遅れや急な機種変更、機長の気象条件資格による交代などがありますので、自宅から呼び出していたのでは間に合いません。 フライトを割り当て、必要なスタンバイ要員が確保できたなら、余った乗員は 出社に及ばすとなり、実質的な休日となります。 乗員には通勤手当を支給していませんので、出社させるとその都度の精算となり無駄な経費が必要となるのです。 空港スタンバイの場合は、待機業務に専念するために余計な業務は行いません。 社内で適当に暇を潰したり、マニュアル類の差し替えなどを行って、いつでも 呼び出しに応じられるよう社内に留まるのが原則ですが、食事などでターミナルへ行くことは可能です。
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